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映画感想「劇場版 SHIROBAKO」(Filmarksより)

初日鑑賞。

TV版のその後が、現実の時間と同じ4年の時を経て描かれる。
まず冒頭で武蔵野アニメーションがある出来事をキッカケに離散してしまっているのに驚いた。
主人公あおいは、傾いてしまったムサニに舞い込んだ劇場用アニメの企画に取り組む。

この映画に合わせてTV版を24話、完走して臨んだ甲斐はあった。
えくそだすっ!と第三飛行少女隊に続いて新しいオリジナル作品。この「劇中アニメ」がしっかり存在感を持っており、内容もよく解らないのに最後に見せられるラストシーンに感動してしまった。
群像劇の見本であり、かつての仲間が再結集していくカタルシスはガルパン劇場版を彷彿とさせる。
ミュージカルシーンも楽しく、ミムロロコンビは要所で作品テーマを伝えてくれる。
ハチャメチャなあおいと宮井の敵陣突入など、リアリズムの中にアニメならでは、が混ざりこれぞ娯楽映画。

この作品、七福神完成まで見届けたい。

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