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「死にたい」は強烈な「生きたい」の裏返し

こちらの記事は数年前とある有名人の方の自死の報道を受けて、私が感じたことを書いたものです。

私は大学生位の時から、定期的に「死にたい」「消えたい」と思って生きてきました。

あまりに自分の人生の中では当たり前の感情だったので、けっこうみんな思っていることなのかな?と思っていましたが、「死にたい」と友達に話したときに「そんなこと思ったことないから、びっくりする」と言われたり、他の友達からも「今まで思ったことはない」と言われたり、意外とそういう感情にならない人もいるんだなぁ~とかえってびっくりした記憶があります。


華々しい芸能人、有名人、成功しているように見える人であろうと、
どんな苦労、葛藤があったのか、
他の人には知りえません。

だからこそ、気持ちがわかるなど
安易に言うつもりもありません。


ただ、私もたまに訪れる「死にたい気持ち」と
向き合って今まで生きてきたので、
今回のことで色々と感じることがありました。

毎日毎日「死にたい」と思うわけでは、私の場合はありません。
ただ、ひょんなことでずっと奥底に息をひそめていたのであろう
その気持ちが浮上して正常に考えられないほどに
自分の思考を占めるのです。

ものすごく視野が狭くなり、
もうこれしか道がないんだ、死ぬしか解決策はないと
思いこんでしまうことも。

ただ、もちろん本当の願望が死ぬことであるはずはありません。
死ぬほど今がつらい。


もう考えるのをやめて楽になりたい、
自分を責めたり、頑張ることから解放されたい
そんな気持ちの裏返しなのかなと。


突き詰めると、
楽に生きたいとか
こう生きていきたい理想が強くあることへの
裏返しなんだと思います。


基本的に人は「理想」と「現実」(と自分で認識していること)の
ギャップで苦しむので、
こう生きたい、こんな自分でいたいという理想があるからこその
悩みや苦しみなんですよね。


そこに対して、こうあらねばならない、こうじゃないと人に嫌われると
自分で過去の経験や思い込みから縛りをつけてしまったり、
これを達成するにはつらく苦しい努力を続けなくてはいけないと思うと、
このつらい気持ちが今後もずっと続くように感じられる。


どんどん自分の中でその思い込みが強固になり、
あたかも本当の真実であるかのようになってしまう。


死にたい=楽になりたい
もっと言えば、楽に理想の世界を叶えたい
だったりするんですよね。


こうなりたいという願望や理想の世界がなければ、
失望することも、落ち込むこともない。


死にたいと思う人は、
こうなりたいという希望をたくさん持っている
実は生きたくてたまらない人だったりするんですよね。


だからこそ、絶望があり死にたくなってしまう。


私も過去紙一重で、よく生きたなぁと思ったりもするので、
死んでしまうことには肯定も否定もしないですが、
こういう風に思っている人もいるよというのを知ってもらえたら嬉しいです。


他にも、こんな記事も書いています。


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