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古今叙事大和本紀

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時は西暦330年頃。第10代天皇、崇神の頃。 吉備国(現岡山県)から始まる。 齢15の少年、岳津彦。の嫁、弥生が何者に連れ浚われてしまった。 時代の流れに翻弄されつつも人や神と出…
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古今叙事大和本紀 序章 静かな海からの旅立ち 4

 崇神は小刻みに身体を震わせながら、少し青ざめた表情を誤魔化すように顔を揺らしていた。 …

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古今叙事大和本紀 序章 静かな海からの旅立ち 6

 明朝、岳は山野村へと走った。  この戦に参入する訳ではなく止める為に、天鈿女より賜った…

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古今叙事大和本紀 第一章 吉備国の果てまで 2

 路を行き、路無き路を掻い潜り、闇の中を必死に駆けていた。  いままで近所以外知る事もな…

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古今叙事大和本紀 第二章 明石の怪物 3 完結

 暫く集落の中を散策しながら、吉備津彦の姿を探していると、『明石、そして黄昏の場』と大き…

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古今叙事大和本紀 第三章 服部一族の秘密 1

 明石海峡沿いを歩きながら和気藹々と路を進ませていた。  昨晩はというと、人生初の呪いに…

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