ギター(7弦対応)変則チューニング【1】
このところ僕の使っている変則チューニングについて書いていきます。
とりあえず弾いてみる
maj7コードが大得意
とりあえずこんなのが得意なチューニングです、ということで。
ここで使っているのは以下のポジション。
赤がコード、青が近くのスケールポジション。
スケールについて
前掲のCmaj7・C Lydian scaleには全部音名を載せましたが、よくみると低音の方は弦が変わるタイミングで音が一段飛ばしになります(7弦E-6弦G、とか)。低音側のスケール上下行はちょっとポジションを考える必要があります。これについても追い追い書くつもりですが、その前にもうちょっとベーシックな話を。
音の構成について
6弦ギター:CGDGBE
これは、レギュラーチューニングと比べて、
・5弦と6弦を全音下げる。5A→G
・6弦はさらに全音下げる。6E→D→C
という操作で出来ます。
6弦はかなりテンションがダルダルになるので、太めの弦を(本来7弦に使うくらいのを)張っておくのがおすすめ。
7弦ギター:FCGDGBE
これは、レギュラーチューニングと比べて、
・5弦と6弦を全音下げる。5A→G
・6弦はさらに全音下げる。6E→D→C
・7弦はさらに全音下げる。7B→A→G→F
という操作で出来ます。
6弦7弦はかなりテンションがダルダルになるので、太めの弦を(本来7弦に使うゲージを6弦に、8弦用のを7弦に)張っておくのがおすすめ。
目的
ベースレスでも低音の厚みを出したい
まずはこの発想からでした。いや素直にベース弾くか、ベーシストの友人に頼めばいいのですが、
7弦ギターだと最低音がFになり、通常の4弦ベースの最低音Eとたった半音違い。
6弦ギターでも、Cまで使えるとだいぶ重心の低い和音が作れます。
これで伴奏のトラックをやってみたら、けっこう自分にはしっくりきたのです。ベーシストがいるアンサンブルとは違う質感があって、それも面白かった。
オシャレハーモニー(特にmaj7系)
隣の弦との音程差をみると、長三度、完全四度、完全五度が混じっています。これが要因だと思いますが、作れるハーモニー、コードボイシングの種類がよりリッチになった気がします。
あと、低音部が完全五度チューニングなのもポイントで、低音部は音程差が自然と広くなり、響きが濁りにくい。一方2・3弦が長三度インターバルで、これにより半音や全音でぶつかる響きを内声にもトップにも使いやすい。そんなバランス感も気に入ってます。
1〜4弦はレギュラーと同じ
中〜高音域のソロフレーズ、あるいはオブリなんかをアドリブで入れたいとき、レギュラーチューニングと同じ感覚である程度弾けるので、ギター歴が一定以上あるアドバンテージを活かせます。
今後書きたいこと
とりあえず、まだまだこのチューニング使い始めて1年しないくらいなので、僕も絶賛研究中です。
なので、自分の備忘録あるいは練習ノートのまとめ代わりみたいなないようになると思いますが、このチューニングのことは時々描いていこうと思っています。
まあ、これみたいに、また使わなくなるかもしれないけど。。。👇
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