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愛しすぎる、『Under the Pepper Tree』ハッピー・セット!

先日レビューを投稿した、サラ・ワトキンスのニュー・アルバム『Under the Pepper Tree』。本当は、公式サイトで注文済みだったアルバム(アナログ)&サーモ・マグのバンドル(同梱)セットが届いてからレビューを書こうと思っていたのですが、先に音だけ聴いたらあまりにも素晴らしすぎてブツが届くのも待てずにライナーノーツばりの非常識6700字感想を書いてしまった。噂によると日米間の荷物関係がコロナ禍で乱れに乱れているとか聞いたので、どうせ届くまで時間もかかるようだし、待っていたらいつになるかわからないから先に書いてしまえ…と思っていたのに、早っ!今朝、届いてしまった。こんなことなら、もうちょっとレビュー書くの待っていればよかったなー。

↑仕事きっちり!さすがサラねえさん。

もうちょっと待っていればよかった、と思う最大の理由は実物の写真をレビューと一緒に載せるべきだったーと思ったから。アナログ盤が想像以上に美しいのですよ。もちろんネット上でジャケットは見ていたし、このアート・ワークを生かしたアニメーションMVも知っていたので、素晴らしいジャケットだというのは存分にわかっていたものの、実物は想像を遥かに超える美しさだった。

なので、すでにレビューも書いたのに中途半端なことしてすんませんが、今日の日記はブツとしての『Under the Pepper Tree』の素晴らしさをひたすら讃美するというあまり意味のない内容に終始させていただきたく思います。

レビューを書いた時の写真は公式からお借りしましたが、これは実物の写真を撮ってみました。が、当然ながらネットで見れば全部いっしょですよね。

やっぱ、これは店頭なり通販なりで実物を手にとっていただきたいわ(←誰?)。

まず、紙質がレコジャケっぽくない。高級感あふれる、高級なw絵本や画集によくあるふわっとした手触りでマットな質感。紙の名前がわからなくてすんません。印刷もネットで見るよりちょっとダークな色彩が絵本っぽくて、まさに"子供たちのためのアルバム"というコンセプトにぴったりの雰囲気。

プリオーダーの特典として、直筆サイン入りでした。
ちょっと前にサラちゃんが、CD・アナログにサインしているそれぞれの動画を自らインスタにアップしていた。こうやって自宅でせっせとサインしてくれたかと思うと涙。

最初、ジャケの色あいがあまりにダークすぎるので、一瞬「あれ⁉︎サインどこ⁉︎」と焦ってしまいました。が、ど真ん中にばっちりと大きく書いてくれていました。わーい。

ダブルジャケットで、見開きもめっちゃ可愛いんです。
細かいクレジットとか、ジャケットを広げた瞬間の感動とか、そのあたりは買ってからのお楽しみ…という狙いもあると思うのでチラ見せだけにしておきますが。か、かわいい!!!
絵本というより、おしゃれなグリーティング・カードみたいな感じ。文房具好きのお文具さんなワタクシとしては、ちょっと文房具血が沸騰しました。ついでにレターセットとかノートも作ってほしいくらい。
もう死語なのかもしれないけど 、“ジャケ買い”激奨です。このジャケットのルックスにキュンとしたら、中身の音楽も絶対に好きになると思います。

↓裏ジャケもちらっ。ダンナさんと息子さんへのメッセージも素敵。なんか、このジャケ版サラを主人公に子供向けアニメーション・ミュージカル番組とか作ったらいいんじゃないかな。アップルTVあたりで。マライアのクリスマス映画より断然お子様フレンドリーなものができるのではないだろうか。

そして、これ↓がサーモ・マグだよー!超かわいいー!ふたは透明プラスチックで、どれくらい保温できるのかわからないけど。保温なんてどうでもいいー、かわいいから100点! マットな質感で、普段もふつうに使えそう。できる限りの低予算で作ったテキトーグッズとはちょっと違う。絵柄も、ただジャケットの絵をペロっと印刷しただけのではなくてキャラグッズっぽいし。色合いも、白いマグに合わせてるし。よき。よきよき。
サラちゃんはインスタで「大人はティーかカクテルを入れろ」と推奨していた。
よき。日本ならば、流行のレモンサワーとか合いそうですね。

ちなみに、ここは私の仕事机でして、後方にうっすら映ってる黒いやつは何かというと……って、誰も興味ないとは思うのですが……1年くらい前、コロナとの戦いが長くなりそうだってことになって、おうち時間をいかに過ごすかが精神衛生にも大きく関わってくると言われ始めた頃に、温度調整ができるケトルを買ったんですよ。それがこれです。これ買って、机の前に座っている時間が劇的に楽しくなりました。仕事しながらえんえんお茶を入れ続けられるんです。ライフスタイルを変えた家電といっても過言ではない。

そして。さらに。
その後ろにうっすら見えるものたちは、たまたま置いてあるもので意識的に配置したものではないのですが。ちょっと面白い偶然がありました。

↑これも先日レビューで書いたばかりですが、ギル・シャハムとThe Knightsのニュー・アルバム。指揮者のエリック・ジェイコブセンは、サラちゃんとI'M WITH HERで活躍するシンガー・ソングライターのイーファ・オドノヴァンの夫。
わー、つながったーw

そして。

こちらも、近いうちにレビューを書きたいなと思っている。
ブルーグラス/オールド・タイム・ミュージック界のレジェンド、アリス・ジェラードのドキュメンタリー映画『You Gave Me A Song』のDVD&CDボックスと、サイン入りCD(これも、バンドルで買ったw)。現在86歳のアリスさんの子供時代から現在までを追ったドキュメンタリーが本当に素晴らしくて、誰か日本公開に挑戦してみませんか…と思ったりもしているのですが。近年の彼女が若い(といっても、まぁまぁおじさん達ですが)プレイヤーたちとセッションしている場面で、メンバーのひとりが「ニッケル・クリーク知ってますか?」とアリスに訊く場面がある。「ええ、知ってるわよ」「”アリス・ジェラードを知ってる?”と聞いたら、"もちろん!大ファンです!"と言っていましたよ」「わおー(^◇^)」みたいなやりとりが、とても微笑ましかったのです。それはシーリーじゃなくて、サラちゃんか、兄のショーン・ワトキンスだったんじゃないかな…と。そんなことを思っていたところに、アリス・ジェラードとサラ・ワトキンスというアメリカーナの宝物である女性ふたりが私の机の上で出会った!というわけです。と、それだけのことなのですが、なんだか妙に嬉しくて記念写真を撮りたくなってしまいました


ケトルでお湯をわかしてお茶を飲みながら、机の上に散らばったCDや本をあーでもないこーでもないと考えながら整理していると、ふと、思いがけないもの同士がつながって新たな発見があったり。まぁ、人生の中で、ひとり遊びが苦痛でなかったことがない、むしろ、ひとりじゃない遊びのほうが苦痛は多かった者は、死ぬまでこんな風にして空想と妄想のひとりよがりの中で生きてゆくのでしょうか。いや、別にいいんです。楽しいからいいです。ええ、強がってないです(笑)。

サイン入り同梱セットは終わってしまったようですが、アナログとマグはそれぞれサラ・ワトキンス公式サイト経由のカンフー・マーチャンダイジングというところで買えます(ちょっと怪しいお名前ですが、パンチ・ブラザーズやI'M WITH HERもずっとお世話になっているフレンドリーな会社です)。あ、お子さま用には小さいブランケットなどもございます(これもかわいいー)。

ちなみにAmazonのCDは、本稿執筆時点で絶賛2050年発売予定になってますが、日本でもすでに入荷もされてるとこもあるようなので各サイトチェックしてみてください。アナログのほうが早いのかな、貿易事情はよくわからんけど。国内流通盤は6月くらいになるみたいです。でも、今のところAmazonリンクはおもしろいのでそのまま貼っておきますねー。わっはっは。

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