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リミッターの外し方

 以前に書いた、マインドブロックの外し方を少し発展させて、今度はリミッターの外し方と言う観点にして書き直してみました。
 日本人の脳にはリミッターが掛かり過ぎている為に、日本人は挑戦することが苦手となってしまっている様だからなのです。
 その結果、出し惜しみをしたり、取りこぼしをしたり、食わず嫌いだったりしてしまうからなのです。
リミッターを外すには、
①ドーパミンの分泌を増やす
やる気を出すにはドーパミンがドバドバ出ると良いのですが、ドーパミンレセプターと言う伝達物質の量と機能によってドーパミンの発生が抑制されてしまう様なのです。それらを跳ね除けてでもドーパミンを出す為に、毎日新しい経験が出来る様に心掛けて生活して行きましょう。
②ノルアドレナリンの分泌を減らす
また怒りのホルモンと呼ばれるノルアドレナリンもドーパミンの発生を抑えてしまう働きがあるようなので、リミッターとして働いてしまうのです。
 タバコやシーシャ、カフェインを飲用することで、ノルアドレナリンを抑えることが出来るようなのです。
マイナスの感情にハマらないように、ポジティブな気持ちと生活を心掛けましょう。
③セロトニンの分泌を増やす
セロトニンレセプターSS型遺伝子を持つ日本人は生まれながらに、挑戦して成功するよりも失敗したく気持ちが強くなってしまっているのです。
ですから意識的にセロトニンの発生を増やす活動、つまりはトリプトファンを摂取する、リズム運動をする、日光浴をする、感動の涙を流す、腸内環境を良くする、呼吸を整える努力をしなければなりません。
④世間体、出る杭は打たれる日本文化
日本人は他人の成功を妬む傾向が有り、他人の不幸は蜜の味と言うことわざがあるくらいなので、
世間からの圧力が、リミッターとして働いてしまうのです。
他人からの評価や世間体には屈せずに、自分の意志をしっかりと持ち、信念を貫くしかありません。
⑤家族がドリームキラー
意外にも夢を邪魔して足を引っ張るのは、一番身近な家族だったりするのです。家族だからと言って夢を潰されてては敵いません。
家族の意見を鵜呑みにしてはならないのです。
⑥潜在意識に目を向ける
 潜在意識とは、本能 ・記憶 ・体験から出来上がった信念・価値観のことなのですが、6歳ぐらいまでに出来上がるらしいのです。
そして人間の意識の95%は潜在意識が支配し、残りのたった5%を顕在意識が判断するそうなのです。
 ですから、物事に対して合理的に理性での判断を下したつもりでも、実際には無意識のうちに潜在意識が本能的に決断を下してしまっているらしいのです。
 その結果として、本当に自分がやりたいことや、やるべきことが出来なくなっている大人になってしまい、ストレスや問題を抱えてしまっている様なのです。
 本当に自分らしく、幸せな人生を送る為にも、本当の自分と正しく向き合う必要があるのです。
 ありのままの自分と会話して、自分が生まれながらに持ち合わせている本能、感情や弱点までを認めること、つまりは無意識の扉を開くことが必要なのです。
 本当の自分を知り、覚悟を決め、割り切って、高い目標を持つことがリミッターを外してくれるので、人生での成功の秘訣となりそうです。
 幼い頃から、沢山の経験を積んでいると、潜在意識の幅も広がっている筈ですし、失敗もお金では買えない財産となるのです。
 つまりは、お金よりも経験が豊富なことが本物の超富裕層の近道になるのです。
 言い変えると、人生においては、教養は必要ですが、理性はむしろ邪魔になってしまうと言うことになるのです。
教養とは自分を解放することに他ならないのです。時には過去に戻って、自分自身を開放しなくてはならないのです。
⑦ 自分の失敗を受け入れる
ミスした自分を認め、許す勇気が必要です。
また、失敗の根本原因を突き止める必要もあります。そして、失敗体験をも楽しむ余裕を持ち、いつまでも学ぶ姿勢を持ち続けることが大切になります。最終的には、失敗も天命だとして受け入れる姿勢がリミッターを外す上で大切になります。
⑧「自分を幸せにできるのは自分だけ」
と言う気持ちで、本当の自分と正直に向き合い、自分を信じ、自分を大切にして、自分を曝け出すことなのです。
自分の弱点や失敗を隠さずに丸ごと受け入れることで、リミッターを外し、自分の力を100%以上発揮出来るようになるからなのです。
⑨三英傑に学ぶ
石橋を叩いても渡らないのが徳川家康 
石橋を叩いて渡るのが、豊臣秀吉
石橋を我れ先にと渡るのが、織田信長なのです。
リミッターを外して新しい時代を築くには、時には織田信長的な考え方を取り入れることが必要なのかも知れません。
⑩日本人であることを意識
以上の様に、自分はリミッターの制限が厳しい日本人に生まれたのだと意図的に意識することで、リミッターに対抗して生きて行くしかありません。
 日本人の弱点を認識することで、弱点を強みに変えるつもりで、ポジティブに頑張って生活ささて行きましょう。

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