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2022年に沈む苦しい7業界

 昨日は、2022年に伸びる業界について書きましたが、本日は反対に苦しい業界について書いてみようと思います。先ず初めに、世の中の進歩に伴い、産業の中心が現在のインターネットを中心とした第四次産業から、
第五、六次産業へシフトしていることに気が付いて欲しいのです。
 第五次産業を表すキーワードはDAO、つまり非中央集権自立分散型組織の形をとって行きます。
ブロックチェーンは、まさにそれらを実現するコアテクノロジーとなります。それらを支えるインフラとしては、5Gやスカイリンクといった高速通信網をあげることが出来ます。
 コロナやオミクロン株の影響もあり、DAOや5G化は予想以上のスピードで前進し始めてしまいました。
その影響で、旧来型のビジネスモデルが終焉し、厳しい環境に追い込まれてしまった結果、
①旧来型の飲食業界
大手居酒屋、レストランチェーンが倒産、M&Aが進んで行きます。
回転寿司スシロー式の自動配膳に切り替わり、
お持ち帰り用の自動販売器や予約宅配型のビジネスモデルが優勢になりつつあり、対応出来ない店が廃業に追い込まれて行きます。
②駅前銀行、証券、金融業界
店頭で手続きは減少し、ネットで充分取引出来るのて、
支店を閉店する動きが加速して行きます。
反対にコンビニのATMが大活躍する傾向が拡大します。
③百貨店、スーパー、店舗販売、アパレル業界
イトーヨーカドー等の箱型販売ビジネスモデルが終了し、閉店を余儀無くされて行きます。
跡地は、スポーツジム、サウナ、医療テナントや高級スーパー、弁当販売店等に変わって行くでしょう。
④旅行業界
みどりの窓口や旅客代理店の店舗が潰れて、スマホから予約し、チケットレスが主流になるでしょう。
オミクロン株の影響で、航空業界は年末年始でも空席が有り、ホテル旅行業界も空室有りで頭が痛いのです。
JTB、日本旅行、HIS、近畿日本ツーリスト、プリンスホテル等は、それぞれ本社ビルやホテルの売却を迫られ、今後も厳しい状況です。
GOTOトラベルも延期され、累積赤字致命的でもう限界です。一方でアパホテルは潰れたホテルを買収して、拡大を続けて行く方針の様です。
⑤冠婚葬祭、接待業界
冠婚葬祭や宴会に対する日本人の考え方を完全に変えられてしまいましたので、大手結婚式場、ホテル倒産は今後も続きそうです。
ホテル三日月、アカオ、鴨川グランドホテル等は、不動産をハゲタカファンド等に売却しまさしたが、今後も倒産する企業が出てきそうです。お酒で儲ける水商売、クラブスナック、風俗も同様で、補助金や財産処分にも限界があるので、接待業と同様に厳しい状況が続きます。
⑥マスコミ、新聞雑誌の紙媒体
電通グループが本社ビルを売却したように、マスコミや新聞社にもピンチが続きます。
youtube、Netflixやネット媒体にシェアを奪われて行きそうです。
⑦パチンコ業界、カラオケ、ゲームセンター
自粛により縮小が続いて行くと思います。
今後は、実際の店舗では無く、ネット上でプレイする時代に移行すると考えられます。P2E等、ネット上ゲームでお金儲けが出来るので、メタバースの時代を先導する産業に変化して行くでしょう。
閉店した店舗は、スポーツジム、サウナ、医療テナントや高級スーパーへ置き変わるでしょう。
とにかく街に出て、行列を観たらその業界は潰れると思ってください。行列は規制されて、見られなくなって行くでしょう。

産業の衰退に伴い、次の様な職業も衰退して行きます。
①税理士→ネット自動化
②司法書士→オンライン自動化
③役所窓口業務→オンライン化
⑤今風の病院→採血方法を変える
⑥レストランのウエイター、ウエイトレス
⑦スーパーのレジ打ち

 企業の東京本社や施設売却に伴い、旧企業が東京中心部を脱出し、郊外に本社を移転して行きます。
空いた場所には、6Gメタバース関連企業や人材が流入する構図が見えて来ます。
新しい姿の東京が見えて来るようです。

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