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第五章の43 怒ると世界一怖い日本人

 現代人からするとピント来ない話なのですが、日本人は世界から見ると一番恐ろしく怖い相手だと信じられているのです。
この事については、学校で教えられるわけでもなく、マスコミがそれらを封印して語ろうともしないのですから、「日本の怖さ」の概念については、普段の生活では全く気が付きようも無い話なのです。
ですが、多くの日本人は大和魂を持っています。
大和魂では、自分の命よりも大切なものがあります。 自分の家族や民族や国家の為には自分を犠牲に出来る精神と生き様なのです。
実際に戦争を実際に体験した外国人からすると、死を恐れずにゾンビのように前進し続ける日本軍は、本当にビビッてしまうほど、恐ろしく強かったのだそうです。
本当は、日本軍は今でも世界中で一番強く恐れられており、絶対に戦争をしたくない相手国こそが日本なのです。中国や韓国の反日活動も、「日本が怖い」の裏返し的な表現なのです。
例えば、米国軍は硫黄島の戦いで、わずか2万3千人の日本軍を11万人の軍隊で包囲攻撃しましたが、これを鎮圧する為に、1か月以上の時間と、約7千人の死者を含む2万人を超える犠牲者を出す戦いとなってしまったのでした。
 その後の決戦では、国際法に違反する禁じ手である原子力爆弾を使って、反則勝ちに持ち込んだことでも明らかなように、たとえ日本本土での直接決戦まで進んだとしでも8000万人の日本人を全滅させるためには、同じく8000万人程度の死傷者を覚悟しなければならない計算となってしまっていたからなのです。
もちろん、そんな無茶な事は出来る訳ありませんから、主要都市の無差別攻撃と原子力爆弾の投下と言う禁断の手段に手を染めてしまったのでしょう。
そして、ロシアにとっても日本が世界中で一番怖い国である事に違いないのです。
 ロシアは日露戦争で、殺しても、殺してもゾンビのように正面から向かって来る日本兵に心底震え上がり、最終的には降伏をしてしまいました。
ノモンハンの戦いでは、軍人の数や軍備力で圧倒的に有利な状況下で関東軍を退けた筈のロシア軍が日本以上のダメージを受けていた事実をスターリンは戦後までひた隠しにしていたのでした。
当時の戦闘責任者ゲオルギー・コンスタンチノヴィチ・ジューコフ氏も、二度と日本とは戦いたくないと公式の場で発言していたのです。事実、日本が二度の原爆を被弾してボロボロになるまで、ロシアは日本本土を責められなかったのです。
ロシア軍は、正攻法では絶対に日本に向かって来れないほど、本当にビビッていたのでした。
GHQの占領政策の中で、日本国憲法の草案に第9条を入れて来たのも、コミンテルンのスパイの仕業らしいのですが、日本とは絶対に戦いたくないという彼らの気持ちが第9条へと繋がった可能性も高いのです。
中国国民党や中国共産党しかりなのです。
日本軍は歴史の中で、10倍相当の相手に対しても、怯むことなく勇敢で圧倒的な強さを示して来たのです。
ですから日本人は、もっとそれらの過去を直視しなければならないのです。
日本人が犯した過ちに対して反省する事は、もちろん必須なのですが、その当時の日本人の状況や思い、そして極悪非道の方法で、裏切られたり、騙されたり、殺されたりもしてきたのですから、喧嘩になった時に各民族がどのような反応をしたかという歴史的事実を決して忘れてはならないのです。
 日本人はお人好しなので、アジア各国に良い事を沢山して来ました。
そして、それらの行為に対して近隣諸国がどのような対応をしてくれたかは、民族性が強く表れる証拠でもあり、今後の参考となる事ですから、決して忘れてはいけない事だと考えます。
 しかし、もし日本人の「ヴィジョン」に本当に「共鳴」してくれたなら、たとえ過去には「許せない仕打ち」があったとしても、日本はそれらの過去を「水に流し」、それらの国々の人々と協力し、助けて行かなければならないのだとも考えるのです。


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