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勤勉性

 勤勉性「勤勉に働ける」力があれば将来、学校の通知表ではオール5をとれます。
 皆さんも、子ども達に七つの叡智、お勧めの勉強方法365日を実践すれば、私の息子と同様に学校の成績ではオール5を取って来るのは、それほど難しく無いと思います。
 しかしながら、それらを定着させるためには、父親を中心とした家庭の正しい習慣や勤勉性をしっかりと実践、継続していくことが必要なのです。
 ところで、真っ直ぐに、真面目にコツコツ働くことも日本人の大きな特徴なのです。日本人と外国人を見分ける決定的な違いが此処にあるのだと考えます。つまり日本人にとって勤勉は善なのです。
反対に、外国人にとっては、むしろ勤勉が悪になる場合があります。
また努力できることこそが才能だと言われますので、勤勉性も才能の一部なのです。努力すればそれが結果にも繋がるので、子ども達にも勤勉な人間でいて欲しいのです。
 日本人は戦後の高度経済成長期の中、世界でも驚きの経済成長力を見せましたが、その際にパキスタンのブット氏の「日本人はエコノミック・アニマルだ」という発言がありました。
「エコノミックアニマル」とは、経済的利益を追い求める動物の意味です。昭和四十年代、国際社会における日本人の打算的・利己的な態度を皮肉った言葉だったのです。
イソップ童話の「アリとキリギリス」という物語では、アリのように将来の危機のことを常に考え、行動し、準備をしておくのが良いという考え方なのです。 
 二つ目は、アリのように夏にせこせことためこんでいる者は、餓死寸前の困窮者にさえ助けの手を差し伸べないほど冷酷で独善的なけちなのが常だ、という話です。少なくとも日本では、勤勉は善であり、私は日本人の強みは、この勤勉さにあり、それを誇りに思います。
絶対に諦めない心を持って最後まで、物事を突き詰めれば、結果として勤勉になるのは当然のことだからなのです。
 私は外資系での勤務経験から、残業を悪とする西欧人の考え方や、西欧人との生活スタイルの違いに圧倒され、残業は悪いものだと信じていた時代がありましたし、今でもサービス残業が当たり前のブラック企業を許すことはできません。しかしながら、主体的に自分の好きなことを最後まで突き詰める姿勢は絶対に大切であり、結果として残業や休日出勤になってしまうなら仕方がないことだとも考えます。強制されて受動的にやる残業と主体的に行う残業は、同じ残業でも、意味は正反対になることを忘れてはいけません。
 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。 

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