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コツコツ 294

 子ども達の勤勉性を育てたいと考えるのならば、コツコツとやる習慣を身に付けさせてあげてください。
 コツコツとやる習慣を身に付けるには、次のような事に注意をして育ててあげると上手く行くのではないでしょうか。

①目標を明確にさせる
例えば目標は「今年の絵画のコンテストで賞を取る」と言った形で具体的に設定をしてください。「金持ちになりたい」のように曖昧な目標ではダメなのです。
具体的に設定できないことは、努力の対象となりえないからなのです。

②小さな目標から始めさせる
目標は最初、「現実的に達成できそうなこと」を設定し、段階的に引上げましょう。
目標の質について、子ども達には「自分のできそうなこと」を意識させてみてください。
いきなり大きな目標では失敗して潰れてしまうので、最初は「目標を達成する感覚」を身につける必要があるからなのです。
目標を達成できる感覚が身についてきたら、次に段階的に目標値を引上げさせてみてください。その頃には、目標から逆算して現在の活動を定義する、という技能が身についている筈だからなのです。

③測定させる
目標に対して、現在どの程度の進捗なのかを計測できないようでは、継続することが難しくなります。
もしダイエットであれば、体重を毎日測って記録しましょう。テストの点数も同様に、具体的な数字で計測出来るのでわかりやすいのです。
測定なきところには努力も改善も生まれ無いので、必ず計測をさせるようにしてください。

④休息を取らせる
休息はリカバリーの為にも必須です。休息は、努力の質を高め、活力を生み出します。
毎日やるよりも週1、2日の休息を挟んだほうが活動の質が向上するので、必ず計画的に休息を取るようにしてください。例えばダイエットなども、週に1日は気にせず食べてガス抜きをしたほうが継続できる可能性が高いからなのです。

⑤マンネリにさせない
努力をコツコツと継続することは、常に最高の結果を求めてそれを行うことなのです。
努力を継続することと、惰性でただ漫然と行うことは全く異なるからなのです。

 ⑥ブレずに継続させる
ブログのアクセスも、ダイエットも、スポーツの記録も、勉強の成績も、ビジネスのスキルアップも、少しずつ結果が伸びていく時期と、長いスランプの後にある日突然ブレークスルーを体験する時期の両方がある。
毎日続けても全く結果が出ない…と落ち込む必要は全く無い。結果はある日突然やってくる。その日まで継続できるかどうかが、成功と失敗の分岐点なのです。
努力を楽にできているのであれば、すでにあなたには自信があるはずなので、もう迷う必要はありません。

⑦柔軟さを持たせる
その人に合う、合わないが必ずあるので、もしも続けることが辛くなってきたならば、他の方法も検討すべきなのです。
 そして、子ども達にコツコツやる習慣を付けさせる為には、両親がコツコツやっている所を子ども達に実際に見せてあげましょう。
いきなり難しいことをさせるのでは無く、身近で小さなことからコツコツと始めてみてください。
 きっとコツコツやるのが当たり前の習慣が身に付き、
面倒くさがったり、不満を言ったりすることが無くなる筈だからなのです。
 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。 

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