第一章の4◎ダビデ、イエスキリストの末裔、最古の国家
日本人が生まれた時に背中からお尻に確認できる蒙古斑は、必ずしもモンゴル系民族の証では無く、むしろセム系民族の証だと考えた方が民族の歴史を考える上では正しいのだと思います。日本人は世界でも特殊な神の子遺伝子のハプログループD(Y染色体)を持った民族だと言われています。
また、日本の縄文文化は、世界最古の文明である可能性が高いことが明らかとなりました。なぜなら1万4千年前の縄文時代に既に日本には高度な文明が存在していたからなのです。
世界最初の文明は、今から5千5百年前のメソポタミアのシュメール文明であると言われているのですが、青森市の大平山元遺跡で発見された縄文土器は、AMS法で調査した結果、それよりもずっと古い1万6千年前のものでした。
同じく、青森市の三内丸山遺跡や長崎県北松浦郡吉井町の福井洞穴より1万2千年前、佐世保市竜泉寺洞穴からは1万3千年前の高度な土器や文明の痕跡が発見されています。
しかしながら、約4500年前に起こった南九州の海底火山の爆発の影響で、日本列島は壊滅的なダメージを受けた為に歴史が寸断されてしまったようなのです。
火砕流や火山弾等による直接的な被害だけでは無く、火山灰による気温低下により青森市にある三内丸山遺跡などは、主食の栗が取れなくなり、その後の文明が途絶えてしまった事が地層の研究からも明らかになっているのです。
つまり縄文文明は、シュメール文明よりずっと古くから続いて来た世界最古の文明の可能性が高いのです。
そして、漢字は中国から日本へ伝わったものとされているのですが、日本全国約800カ所からは漢字より古い「阿比留草文字」「出雲文字」「秀真文字」「守恒文字」「神山文字」「アイヌ文字」等約40種類のペトログラフが発見されています。
海外で見つかったペトログラフが絵画中心なのに対し、日本のペトログラフは文字が中心なのです。
スイスの考古学者デニケンが、エクアドルの古代地下都市跡で日本の縄文土器と"アンデスの黄金版"を発見、これを出雲文字で解読した結果、「これなる金の板にイサクとヨゼフ記す。ここにわがクルの宝を集めしめ、後の世に伝えて礎たらしむ。ヤハウェを我らの神と崇めよ」と解読が出来た事などから、「マヤやインカ文明を作ったのも、日本の古代海洋民である」と公表しています。
ここに言う"ヤハウェ"とは、言うまでもなく古代ユダヤ教の絶対神の事なのです。
さらに、3000年以上前の中国・殷の甲骨文字と「阿比留草(アヒルクサ)文字」には44の類似文字があり、「阿比留草文字」が30万年前の文字である事からして、甲骨文字は「阿比留草文字」の草書体であると結論づけているのです。
はやし浩司氏によると、長野の縄文ビーナスはイナンナを表し、それらを神として祀っていたようなのです。それらはシュメールの神につながり、やがては天照大神となるのです。
これらの研究から、文明も宗教も元々は日本から世界に広まった可能性が高くなって来たのです。
日本には「伝統」(時間の流れ)という、分断される事の無い大きなエネルギーが、脈々と継続して流れているのです。
縦横高さの単純な3次元の単なる限られた空間では無く、時間的な要素が非常に大きな意味を持ち、時間を意識した四次元的なエネルギーの中で日本人は生活をしているのも同然なのです。
それらを象徴するのが、世界から公式に認められ、少なくとも1700年以上続いている「日本国」と言う最古の国家そのもの、そして神武天皇より始まり第125代の今上天皇まで今なお続いている、万世一系の天皇家の血統なのです。
そしてなぜ、その血統が続いて来たのかと言う重大な答えが「ダビデの契約」にあるのです。
「ダビデ契約」とは、聖書にある契約の事で「あなたの子孫、あなたの子の一人に跡を継がせ、その王国を揺るぎないものとする。。。」とあり、ダビデの血が永遠に繋がって行く事を約束されていたからなのです。
つまり日本の天皇家は、ダビデ、ソロモン、イエスキリストの血筋を継承した末裔である可能性が高いのです。
もしも日本皇室が、古代北イスラエル国王家と南ユダ国王家を統合した古代イスラエル統一王家の再興であることが証明・理解されれば、日本人のみならず世界の目が激変すると予想されるのです。
そして、イスラエル王国のダビデ王、ソロモン王の繁栄を、再現しようとしていた世界の裏支配者であろう、ヘッセン陣営のカラスやNWOを目指している人間達の思想にも少なからず打撃を与える事になるでしょう。
これらの伝統と格式が、世界の多くの人々を納得させ、世界全てを包み込むような奥深い力で世界を変える力となるかもしれないのです。
そして世界には、米国大統領でさえ最高敬意を表し頭を下げる重要な存在が有ると言われています。
その三名とは英国女王、ローマ法王、そして日本国の天皇陛下の事なのです。
これらの王を支える力は、お金でも軍事力でも無く、まさに伝統の力、時間を超える偉大なエネルギーそのものなのです。
さらにエリザベス女王においては、天皇陛下に敬意を示し公式行事では上席を譲りになるとさえ言われています。それがイギリス皇室も、天皇の血統を認めている証拠ではないでしょうか。
世界最古の血統と伝統とその見えないエネルギーに最高の敬意を表していただいているのです。
一方で、中華人民共和国は四千年の歴史を持つと言っている割には、侵略される度に支配民族や文化が入れ替わり、歴史における連続性や文化の継続性が意外に少ない国なのです。
女真族が支配する清王朝が崩壊し、現在の近代漢民族が中華人民共和国を設立したのは1949年の事であり、国家の歴史としてはまだ赤子のように短く、新しい国家だからなのです。
国家の興亡が繰り返され、歴史の続かない国、中国人は物事を表面的または、短期的にとらえてしまう傾向があるのかもしれません。
中国人は「面子が命より大事」だと言われます。
しかし何のために面子は必要なのか・・?
おそらく短期的、流動的な社会で生き残って行く為に、自分の立場や存在感を示すのには、面子が果たす役割が大きくなるのでしょう。
嘘をついたり、人を騙したりすれば自分だけでなく周りの人間にも迷惑になり、長期的な安定にはとても不利になる事なのだから、日本人にとってはそんな事を絶対にしないのが当たり前となるのです。
ところが、短期的な社会の場合には、短期的に自分の利益になる事が全てだから、やってしまうのでしょうか?
中国人が嘘をつくのは面子の為、唾を吐くのも皆がやるから、怠けたり、時間を守らないのも働き過ぎると同僚に疎まれるから、誤りを認めないのも付け込まれるからというのです。全てが自己防衛策の為らしいのです。
彼らは本当に自由で豊かで幸せなのでしょうか?
それとも、本当の事を何も知らされていない可哀想な国民なのでしょうか?
そう考えると日本人がいかに幸せで、安全な社会で暮らしているかという事を改めて思い知らされるのです。
反対に、周りの国々がいかに厳しい状況で毎日の生活が精一杯なのかという事にも、気付かされ思いつまされてしまうのです。
伝統と言うのは、何にも代えがたい貴重なエネルギーであり、財産でもある事が認識されます。どうやら日本人は、いったん物事を始めたら簡単には諦めない粘り強い性格のようだからなのです。
「石の上にも三年」「継続は力なり」と言う諺があるように、継続する事にとても重きをおいており、継続する事が力、エネルギーであると無意識に理解しているようなのです。
日本国家や天皇家が延々と続いているのが、その象徴であり、まさにエネルギーの塊なのです。
ところで、韓国銀行が2008年5月に発表した「日本企業の長寿要因および示唆点」と題する報告書 によると、世界で創業200年以上の企業は5,586社(合計41カ国)あり、このうち半数以上の3,146社が日本に集中しているのだそうです。続いてドイツ837社、オランダ222社、フランス196社の順となっているので、日本が断トツで多い事が明らかになったのです。
そもそも日本の企業は、100年以上継続する事を当然とし、サービスや製品を製造しているのですから、短期的に考えて行動している人々とは比べものにならない位に求める品質が高くなるのは当然なのかもしれません。ですから世界からの日本ブランドへの信頼は、異常なまでに厚くそして高いのです。
包丁、食器、陶磁器、時計、織物、カメラ等のさまざまな分野で日本ブランドは、確実に世界に浸透しているのですから、日本全体が日本ブランドで有る事を、世界の人々に認識して頂きたいのと同時に、日本ブランドが生まれる背景には、日本人の心、思い、伝統がある事も忘れないで欲しいのです。
経営学及び会計学では、企業とは「ゴーイングコンサーン」と定義されます。
ゴーイングコンサーンとは?
過去から未来へ脈々と続く伝統の力、決して耐える事の無い継続性のパワーの事なのです。
企業とは、存続が前提で初めて成り立つものだからなのです。
そして、継続してこそ初めてその価値が発揮され認められるということなのです。
ですから、企業もそれを動かす職人も簡単には死ねないのです。
企業が存続する為には、夢や理想、情熱なども大切なのですが、存続する為の「利益」、「持続性」、「成長」といった要件を必ず満たしていなければならないのです。
そもそも企業の目的は、付加価値創造活動を通じて、社会や関連するステイクホルダーに貢献する事なのです。そのような付加価値創造活動は、持続的なものでなければなりません。
もし活動が持続的でないのであれば、どこかに無理があることになるのです。
例えば、個人が継続出来ないような超過労働をしている場合、顧客や社会のニーズに適合していない場合、あるいは、誤解されている場合など、付加価値創造活動を続けることは困難なのです。
だからこそ、継続してこその企業であり、継続する力こそが最も大切な要因になるのです。
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