三つ子の退院

10月末

めでたく退院を迎えました。

8月末からまるまる2ヶ月。片手に乗っかるくらいのサイズだった三つ子達もみるみるうちに大きくなって、修正40週を迎えた頃には3人とも2500gを超えて、すっかり普通の赤ちゃんです。

MRIの結果も全員「異常なし」。いろいろ想像した、いろんなリスクは今のところ全て取り越し苦労に終わっています。これはほんとに何かの加護としか言いようが無いです。

諸手続きを終え、頂き物のおくるみに身を包んだ我が子を抱いてGCUを出る時の、あの体が浮き上がるような感じは忘れられません。そんな浮かれ気分もつかの間ではありました、が。

母(以後、祖母)が張り切って、自分の車の買い替え時期に乗じてチャイルドシート3個付きのワンボックスカーを用意してくれた。3つ子誕生という事実は色んな人の気持ちをいたずらに盛り上げてしまう。僕が気づいた頃にはもう発注済みで、もしこちらで既に用意していたらどうするつもりだったの・・・?とは一瞬思ったがここは素直に感謝するべきかと。

そのワンボックスが控える病院の駐車場へ。6〜7人乗りのワンボックスも、チャイルドシートが3つも付くと既に若干手狭な感じになっている。それにしても、今まで見た事の無い光景。。おそるおそる我が子をシートへ寝かせる。ベルトの締め方すら、よく分からない。慣れない車で乗り物酔いしたりしないだろうか。。?とか考えるとアクセルを踏むのも縮こまってしまう。教習所の実車研修みたいなペースで駐車場を出た。

車の揺れがゆりかごみたいな効果を生むらしく、家までの道中は静かなもので3人ともぐっすり寝ていた。途中、奥さんの職場へ寄って顔見せ・ご挨拶。同僚の方々が口を揃えて「ちっちゃ〜〜い!」と黄色い声を上げる。なんともいい気分だけれど、こちらはもう見慣れていてあまり「ちっちゃい」とは思っていない。これでも出生時からは2倍の大きさなんだけどな。。まぁいいか。みんな喜んでるし。

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父親目線で綴った三つ子の育児日記です。 奥さんの妊娠から出産〜退院までをまとめています。

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