野球観戦記

今回の部員日記は法学部4年和田宙が務めさせていただきます。

以前、年明け初めの部員日記で、「2022年に成し遂げたい100のこと」について書きました。改めて読み返してみると、「年明けはこんなことに挑戦してみようと考えていたんだな」や「こんなことに興味があるのか」と再確認させられました。特に「どこかに足を運ぶ」「何かに対してアクションを起こす」この二つが多かったので、2022年が終了するまで残り5ヶ月、一つでも多くの目標を達成したいと思います。

さて、成し遂げたいこと#35に書きました、「都市対抗野球を見に行く」について今回の部員日記では少し書かせていただきます。

いきなりですが、#35無事達成しました！！7月末のテスト期間、部活がオフになったので都市対抗野球を観戦しに行きました。僕は大の野球好きなので、プロ野球に限らず、社会人、大学、高校と様々なカテゴリーの野球を見るのが好きです。社会人として働きながら、様々な想いを背負って出場されている社会人野球の選手の方々には頭が上がりません。

例年都市対抗野球は7月末に行われているのですが、昨年と一昨年は東京オリンピックの開催の影響で12月開催でした。今年は7月に開催されることを直前まで気づいていなかったので、滑り込みで準決勝の横浜市(ENEOS)と東京都(NTT東日本)の試合を観戦しました。

都市対抗野球の説明を簡単にさせていただくと、

①日本の各都市を代表して企業単位で戦う。(都市の代表なので、同じ地区で敗退したチームから基本的に3人まで補強選手として、チームの編成に入れることができる)

②日本各地で予選(前年度の本戦優勝チームは補強選手なしを条件に、予選免除で本戦に出場できる)を戦い、勝ち抜いた32チームで本戦を競い合う。

いわば、社会人の頂点を決めるガチンコトーナメントです。甲子園を沸かせた名選手、社会人野球のレジェンド、近い将来プロ野球の舞台でその名が轟くことになるであろう選手、そういった方々が日本一を目指してプレーをする舞台、胸がアツくならないわけがありません。

ENEOSに所属するある選手を見たい、また強豪のN東とENEOSの試合を生で見たい、という心で準決勝のチケットを急いで購入して、東京ドームに足を運びました。

東京ドームほぼ最前列！！こんな近くで野球を見れることは滅多にないので、試合前から感動していました。この日は午前中に神宮球場で高校野球の東東京大会を炎天下の中で観戦していたのですが、東京ドームは空調が効いていてとても観戦しやすかったです！夏場でも快適に観戦できる球場なので、初めて野球観戦される方にはオススメの球場です。

一番手前にいる選手が僕が"ある選手"としてお目当てにしていた度会隆輝(わたらいりゅうき)選手です。今大会、大会最優秀選手である「橋戸賞」、秀でた若手選手に贈られる「若獅子賞」、印象的な場面での打撃が光った「打撃賞」の3部門で受賞したスター選手です。横浜高校時代からプロから注目を集めていましたが、来年がおそらく彼の社会人ラストイヤー(プロに行くと思われるため)だと言われているので、社会人のうちにこの目に焼き付けることができて感無量でした。

この東京ドームの天井、唯一無二な感じがとても好きです。これを見に東京ドームに行っているまであります。今年あと一回は東京ドームで何かしらの試合を観戦したいな〜と思いました。あとはライブとかでも来たいですね。

結果は3-2でENEOSの勝利！大学時代から応援していた弊学元野球部キャプテンの瀬戸西選手のサヨナラタイムリー、弊学野球部を4年前日本一に導いた大久保監督を直接見ることができ、何も言うことなしの試合でした。(度会選手もカッコ良かったです。)

そして、ENEOSの応援の際にチーム応援席の方々がタオルを掲げて応援していたのですが、それは圧巻でした。写真だと迫力が伝わらないのですが、この応援こそ都市対抗の魅力の一つかな、と感じました。

野球は様々なカテゴリーがあり、そのどれもが魅力的です。現在甲子園も開催されていますし、プロ野球も2022年シーズンが終盤に差し迫ってきました。どちらもどこのチームが優勝するのか、ヤクルトの村上宗隆選手は三冠王を獲得できるのか見逃せない話題が尽きませんが、これからもたくさん野球を見て、愛していきたいと思った１日でした。

まだまだ2022年に成し遂げたいことはたくさんありますが、一緒にこれがしたいという方がいればいつでも連絡を待っています。残り5ヶ月の2022年、成し遂げたいことに限らず、様々なことに挑戦する所存です！

長く拙い文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

P.S.

この日の午前中は炎天下の神宮球場で高校野球の東東京大会準決勝を観戦しました。神宮とドームの梯子をしてしまいました。非常に暑かったですが、体調管理に気をつけて、猛暑の夏の練習を乗り越えると心に誓いました。