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母乳信者とは分かり合えない、ごめんけど。

はい。いきなりどうしましたか?というタイトルでこんにちは。

なんだかふと、あの辛かったときを思い出したので書きます。
母乳信者の方が居たらごめんなさいね。

母親のみなさんは誰もが通ってきた道だと思う。

こどもが生まれてすぐに始まる母乳絶対論。

ゆがみちゃんが暮らしているところが田舎だからなのかわからないけど、赤ちゃんを連れて外を歩いていると、通りすがりのおばあちゃんに声を掛けられることがよくある。
そして彼女たちは必ず言うのだ。

「わぁぁ。かわいい赤ちゃんねぇ。母乳?」
「絶対に母乳がいいわよ~。母乳が一番よ!」
「うちの子も母乳で育てたけど、体が丈夫やもんねぇ」

あー・・・書いてて気持ち悪くなってきた。書くのやめようかな。

この質問は、通りすがりのおばあちゃんだけではない。
自分の母親も、おばあちゃんも、親戚も、元夫の母親もおばあちゃんも、親戚も。みーーーーーんな言うのだ。
え?なんか赤ちゃん見たらその言葉を言うようにインプットされてんの?言わなきゃ死ぬの?
カツラっぽい人に「それカツラ?」とは聞かないくせに、どうして「母乳?」は簡単に聞けるの?デリカシーないの?

ちなみにゆがみちゃんは、母乳で育てていません。
生後2ヶ月くらいで断念しました。

母乳が身体にいいのは分かります。
はい、母乳信者が仰ることもとても分かります。
でも無理でした。
愛情が足りないとか、母性が足りないとか、言いたい人はどうぞ言ってください。散々言われているので無問題です。
私の愛情は、私なりに注いでいます。

母乳が出なかった訳じゃない。
こどもが上手に飲めるようになるまで、私の精神が持たなかった。

え?どういうこと?って感じですよね。わかります。
単刀直入に言いますね。

母乳をあげるという行為が生理的に無理だった。

もうね、これは自分でも驚きました。
そんなに母性ないの?って自分でも落ち込みました。
でもどうにもこうにも無理だった。

もともと、性行為中でもティクビを執拗に触られると気色悪くて相手をぶん殴りたくなってたゆがみちゃん。

ごめんなさいね、ちょっと細かく書きますけど、
「ペロペロペロ」くらいならまだいいんですけどね、
「ペロペロペロペロペロペロペロ・・・」までくるともう本当に気が狂いそうなんですよ。ゾワゾワゾワーって。あーもう無理こいつ別れよ。って思うくらい。
どんなに盛り上がってても、
「ねぇ、ティクビ無理って言ってんじゃん!」てブチ切れるほどに。
なんて表現したらいいか分からないんだけど、体中がゾワゾワして死にたくなる、飛び降りてスッキリしたくなる。そのくらい、圧倒的無理

まぁでも?
”自分のこどもに母乳をあげるとなれば別でしょ”と思っていましたよ。
こどもが母乳を飲んでいる姿はさぞかし愛おしいであろうなと思ってた。

しかし、いざ母乳をあげてみると、容赦なく迫るゾワゾワ。
「あぁぁぁぁぁ、きもいきもいきもい無理無理無理」ってこどもを突き放しそうになる。そしてうまく飲めずに泣き続けるこども。

絶望だったーーー★
えー・・・これもゾワゾワなの?無理なの?って、病室で一人号泣したよね。
授乳ってもっと、幸せ溢れるハッピータイムだと思ってた。
実際は死にたくなる衝動を抑えながら脳みそを無にすることに必死で、こどもが母乳を飲んでることなんて一切見れなかった。
でも病院で「母乳をあげるのが生理的に無理です」なんて、とてもじゃないけど言えなくて授乳の時間が苦痛だった。

「おっぱいの練習しよっか!!」と助産師さんが来てくれる。
え、なに、おっぱいの練習って。と思ってると助産師さんが容赦なく私の乳を揉みしだいていく。ティクビを柔らかくしないとこどもが飲みにくいそうで、ひたすらにティクビをつまみまくって母乳をだす。
あーーーー!!思い出しただけで吐きそう。
わかるんですよ、お仕事ですよね、こどもに母乳あげるためですよね。
わかりますわかります。でも無理・・・。

そもそも、どうしてこどもを産んだ途端に、私の乳はプライバシーがなくなるのだ?
授乳している姿を写真に撮られ(まぁ、これは分かる)
うっかり元夫の父にその写真を見られ(仕方ない)
「あ!おっぱいあげてる写真あるんだ~」とか言われる。(死にたい?)
はぁ?殺していいですか?私の乳が丸出しなんですけど。
授乳中でも構わず病室には人が入ってくるし、どうしてどうして、常に隠してきた私の乳は今、こうも無法地帯なのでしょうか?
・・・なんてことを、ずっと思ってた。

結局、退院してからは自分で搾乳をして哺乳瓶に入れて飲ませてた。
この搾乳がまた、ゾワゾワするし、惨めで惨めで。
鶴の恩返しに出てくる鶴の気持ちが分かった。絶対に見られたくない。
ゾワゾワさえなければ、普通にあげられるのに。

そしてこの戦いは、私が乳腺炎になったことで終止符を打った。
もう諦めた。
ミルクにしたら、授乳の時間が本当に幸せな時間に変わった。
ミルクを飲むこどもを、心の底から愛おしいと思えた。尊いって。
さっさと諦めたらよかったとさえ思った。
こどもは大きな病気もしてないし、しっかり育って元気だよ。

「母乳?」と聞いてくる人には、「はい」とテキトーに答えることにした。
同じ気持ちで母乳をあげられない人がこの世界にどれくらい居るか分からないけど、ミルクでも問題ないよ。

もうゆがみちゃんがこどもを産むことはないかもしれないけど、どうかこの先の未来のお母さんたちが母乳信者の攻撃に合いませんように。
産後の乳のプライバシーが守られますように。

今日はツンツンした内容でお送りしました。
賛否両論あるとおもうな。どない?

生理前だわ。いっけなーい。おくすりおくすり★













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