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全ての試合を全力で 〜ベイリー・スティール選手インタビュー〜

1月中旬に短期契約で仙台89ERSに加入して以来安定した活躍を見せているベイリー・スティール。第19節富山戦のゲーム2では驚異のオフェンシブリバウンド8本を記録し、連敗脱出に大きく貢献した。89ERS浮上のキーマンとなっているスティールに、仙台加入後最長の18分23秒プレーした第20節滋賀戦ゲーム1のあと話を聞いた。(取材日:1月28日)

―― 2連勝おめでとうございます。今のお気持ちはいかがですか?
ありがとうございます。2連勝できて嬉しいです。明日3連勝できるように頑張ります。
―― 明日のあなたのミッションを教えてください。
チームとしては勝つことが最大のミッションです。私個人としてはアグレッシブにプレーすることがミッションだと思っています。
―― B3のチームからB1のチームへ来ましたが、あなたはすぐに89ERSにフィットしたように見えます。秘訣はなんでしょうか?
自分の1番の強みはエナジーを出して戦うことです。それはどのレベルでも重要なことなので、今のところ自分はどのカテゴリーでも上手くやれているのだと思います。それに加えてチームが自分を歓迎してくれたことや、コーチ陣が自分を信頼してくれて、自分のバスケットをやらせてくれていることも大きいです。そのおかげでフィットできているのかなと思います。
―― B1でプレーすることに自信はつきましたか?
4試合戦いましたが、B1でも自信を持ってプレーできています。一つは富山で、一つはホームで勝利をつかむことができました。3チームと戦いましたが、自分のエナジーを出すバスケットは通用すると思いますし、このリーグで成功できると思います。
―― 今日はスリーポイントも決めましたね。
あの場面はワイドオープンになりました。スリーポイントは私の武器の一つなので、スペースがあればこれからも打っていきます。

―― あなたについての記事を読んだのですが、ジョーダン・ハミルトン選手(滋賀レイクス)があなたを日本に連れてきたのですね?
ハミルトン選手がここに連れてきてくれたというのは大袈裟かも知れません。ハミルトン選手が自分の視野を広げてくれました。アメリカではNBAでプレーするかヨーロッパでプレーするかという話しか聞きませんし、私もそれしか考えていませんでした。しかし、ハミルトン選手と話をすることでアジアにも素晴らしいマーケットがあることを知ったんです。彼から日本の話を聞いていると素晴らしいことばかりだったので、私は日本に来るという選択をしました。彼には感謝しています。
―― 今日はハミルトン選手とマッチアップする可能性がありました(コンディション調整のためこの日はチームに帯同せず)。
楽しみにしていたので、今日は残念でした。しかし、近い将来彼とプレーするタイミングが訪れるのではないかと思っています。
―― 他に対戦が楽しみな選手はいますか?
全ての試合にフォーカスしています。全ての試合で全力を尽くすだけです。
―― 最後になりますが、ダブドリのオンライン・サロン”SOCIO”に横浜エクセレンスのブースターがいます。彼はあなたの熱烈なファンで、横浜からリリースされたときはかなり悲しんでいました。あなたの加入以来89ERSの試合もチェックしているそうです。彼にメッセージをいただけますか?
いつも応援ありがとうございます。残念ながら横浜から去ることになってしまいましたが、あなたのように応援してくれる人たちのために私はハードにプレーし続けたいと思っていますので、引き続き応援よろしくお願いします。

取材・写真=大柴壮平


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