【ブリッジ】Vol.32「Bリーグで一番ハングリーな男」…岡本飛竜の切り開く力
アメリカで原点に立ち返る
岡本飛竜は死ぬほど練習していた。昨年5月に新潟アルビレックスBBとの契約が満了し、12月にアルバルク東京と契約を結ぶまでの7カ月、もう一度プロバスケットボール選手になるために。その頃は「一日一日をつかむしかない」気持ちだったという。
再起をかけて、まず向かった先はアメリカだった。自ら航空券や宿泊先を予約し、現地のスキルトレーナーとワークアウトの調整をして、3年ぶりにロサンゼルスへ。「どうにかしてキャリアをもう一度、切り開いていかないといけな