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カ能セイの可能性は無限大!-GANG PARADE, KiSSKiSS, WACK-


カ能セイさん(GANG PARADE)

 こちらのカ能セイさんは、かつてBiSHを擁していたアイドル事務所WACKのグループであるGANG PARADE(通称ギャンパレ)およびKiSSKiSSに所属しているアイドルさんです。2024年7月16日をもって両グループから脱退されることが発表されました。自分も短い間でしたがカ能セイさんに会いに行っておりましたので、振り返りと気持ちの整理のため、そして感謝の気持ちを残しておくため、忘備録的にこの記事を書くことにしました。

カ能セイさん(KiSSKiSS)

 自分はWACKのグループを中心に通っている所謂アイドルオタクです。過去にギャンパレに通っていた時期はありましたが、この当時の主現場はギャンパレではありませんでした。地方の人間ですが、たまたま用事で東京へ来ていた際、ギャンパレのリリイベが亀戸で行われるということで、久しぶりに遊び場(ギャンパレ現場の通称)に行ってみるかーと思い参加してみたところ…

キャ・ノンさん(たけしさん), チャンベイビーさん(のび太くん),
カ能セイさん(しずかちゃん)

 このお三方、ちょうどニコ生企画の罰ゲームで1週間ドラえもん生活をしていたところでした。また良いタイミングでリリイベ来たなあと思い、せっかくなのでこれまで殆ど接点なかったけど3人のグルショをパシャリ。

カ能セイさん(しずかちゃん)

 そして個別チェキはカ能セイさんに行くことにしました。だってこのしずかちゃんかわいくないですか??!!知り合いにはしずかちゃんだからチェキ撮りに行くなんて動機が不純だと言われました。いやいや男はみんなしずかちゃんが好きなんだよ遺伝子に刻まれてるの分かってほしい(炎上案件)。何はともあれ、このことがきっかけでカ能セイさんが気になりだしましたし、引いてはギャンパレ現場に自分を向かわせるきっかけのひとつになったのでした。

カ能セイさん(ドーナツのすがた)

 これは夏のFCツアーのプロデュース権をかけた総選挙が行われた際のカ能セイさんのお姿です。なぜドーナツ…なんでドーナツ……こちらはヘンゼルとグレーテルをもとにしたミュージカルのような感じのライブにしたいという公約のもとお菓子になったとのことです。他のメンバーにはそれぞれ配役があったようです。総選挙の結果惜しくも実現ならずとなりました(脱退の時期的にも実現しなかったであろう)が、実現したら絶対面白いやろwwと思って見ていました。尖ったことをするアイドルさんが僕は好きです。面白いことを真面目にやるってのが好きなんです。渋谷のドンキホーテでこの衣装で一緒に撮影ができるイベントが開催されましたが、「ドーナツと写真撮りたい!!」とかいう謎の気持ちで東京まで遠征したのは人生初でした。楽しかったなあ。

 しずかちゃんの件とドーナツの件で一気に気になりだし、ギャンパレ春ツアーのチケットを1枚も持っていない状態からリセールにて購入し、急遽4公演参加することにしました。実のところ、ちょうど推し事関連でメンタルが落ち込んでいたところのコレだったので、本当に楽しく面白く見させていただきました。余談ですが、これより少し前に遊び場陣取り合戦というギャンパレメンバーが全国各地に散らばってイベントを遂行していくという企画があり、月ノウサギさんとナルハワールドさんが地元である高知に来てくれたのも本当に嬉しかったです。高知なんて誰が来てくれるんや(涙)っていう場所なので本当に嬉しかった。この企画で知り合いがお二人に(弓道の)弓矢の矢を差し上げていた。なんやコレおもろい。しかも映像化しちゃっておもろい。この企画で縁を感じたのも、ギャンパレ現場にまた足を運ぶようになるひとつのきっかけになったのでした。おかげで生き返ったぞーー

 カ能セイさんといえばキレッキレのダンスが印象的かなと思います。X(旧Twitter)では #ぽてダン のタグで検索するとセイちゃんがカッコよく踊っている姿が見られますのでぜひ。X消えちゃったら見られなくなると思うと寂しいですが、本当にカッコいいので、いつかまたこの世界のどこかでまたセイちゃんのダンスを見ることができたら嬉しいです。

 個人的には歌声が特徴的で素敵だなと思っています。透き通るような品の良さとエモーショナルさを併せ持つ最高の歌声だと感じます。歌割多いからKiSSKiSSの方が好きやと言ってもいいくらい好きです。ベタですけど雨天決行の落ちサビなんて本当に最高ですよね。ギャンパレFCのブログで浜崎あゆみさんのBLUE BIRDを歌っているお姿を拝見することができますが、正直惚れた。

 本人は最後のブログで語彙力が~と言っていましたが、セイちゃんの書く文章かなり好きでした。ギャルみもありつつとてもかわいらしい文章を書いてくれるので、ブログもポストも毎回すごく楽しみにしてたよ。言葉で伝えるのが下手なんてとんでもない!この文体で分かりやすく伝えてくれるの天才でしょ?って感じでした。最後のブログが湿っぽくならず明るい印象になってたのも個人的にはGOODでした!

KiSSKiSSのイベントでウエディングドレス姿を披露したカ能セイさん
一番お姫様でした

 以上のように魅力的すぎるカ能セイさん。本当に7/16で脱退しちゃうんだね。もっと先が見てみたかった。

 果たして推していると言っていいのか分からないほど短い間の出来事でした。気になるあの子ぐらいの感じだったかもしれない。はじめましてをしてから脱退までの間がこれほど短いのは自分も初めての経験であり、脱退の発表を見たときの正直な感想は、悲しいとか寂しいとかショックとかよりも、"戸惑い"が一番大きかったです。前向きに考えれば、傷は浅いぞとも言えるかもしれません。むしろ間が悪かったな…とこちらが反省してしまう程でした。この戸惑いのなかでラストライブもちょっと行けないなと思ってしまい、当初の予定では春ツアーは横浜公演で最後だったので、そこでセイちゃんに会うのは最後とすることにしました。ラストライブに行ったとしても周りとの温度差があることは明白で、他の遊び人のみんなと同じ気持ちで送り出すことはできないなと思ってしまいました。半端者の自分が行くくらいなら、長く彼女を推していた人たちがひとりでも多くラストライブに赴き、思いっきり送り出してあげてほしいと思いました。どんな言葉をかけたらいいか分からないよ。湿っぽいのは苦手なんだ。

 通いだして3か月ほどで脱退というこの状況ですが、自分はそれでもカ能セイさんに出会えてよかったと心から思っています。そこに一片の後悔もない。だって楽しかったよ本当に。いつも明るく話してくれてありがとう。この出会いや出来事に意味を持たせるとしたら、それは"きっかけ"でしょうか。自分はコロナ前くらいまでギャンパレ現場にも通っていました。ギャンパレが初めて日比谷野音に立った日のことは今でも忘れられない思い出です。コロナ明けからは時勢や嗜好の移り変わりにより、基本的にWACKの現場を中心に色々なところを点々としていました。最近では、オタクとして落ち着けるところを探して悶々としていました。自分が通ってきたところ、、、ギャンパレもPARADISES(⇔GO TO THE BEDS)もWAggも全部今遊び場にあるじゃないか。それに気づくことができたきっかけになったのがカ能セイさんとの出会いだと思っています。これがなかったらオタクやめてたんじゃないかな。正直まだ遊び場にいることに慣れておらず、"自分がここにいていいのかな"という気持ちになってしまうのですが、セイちゃんが愛した現場と、そして自分が愛してきた現場をもう一度深く楽しんでいこうと思っています。実際遊び場は本当に楽しい。あの曲とかあの曲とか聴けて嬉しい。そしてKiSSKiSSは最高にかわいい。カ能セイさんにほんと感謝。あなたのおかげで本当に救われました。

 短い間でしたが、それでもこの数か月のことをなかったことにしたくない。何か形として残しておきたい。こんな素敵なアイドルがいたんですよってコト。そう思ってこの記事を書きました。ファンレターとか出すタイミングも外してしまいましたからね。終わりに向かってではなく、もっと未来に向かってのお話がしたかったなと心残りはありますが、カ能セイさんの未来が明るいものになるよう願いながら、この記事を終えようと思います。絶対幸せになってよね


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