20210313 | 最近読んだ漫画とか

もう永遠に更新しないかなと思ったけど、気が向いたのですこしだけ最近読んだ漫画について書きます。(更新しなさ過ぎて“最近”がどの範囲なのか謎ですが、記憶の範囲ということで。)

まずは先日発売した、「結婚するって、本当ですか」の3巻。相変わらず魅力的なキャラクターが満載の若木先生だけど、「いい年して、いつまで適当に生きているんだ。がっかりさせるな。」「大人になるほど世界がどんどんわからなくなってくんです。」といった身を刺されるセリフも非常に印象的な今巻。結婚するってどういう事なのか。結婚することが普通の幸せなのか。普通の幸せって何なのか。それって人生のいつまでに考えておくべきことなんでしょうね。主役のふたりのヘタレさが非常に好印象で、いま新刊を最も続きを楽しみにしている作品の一つです。

結婚するって、本当ですか: 365 Days To The Wedding (3) (ビッグコミックス)

次は、大石まさるの新作「うみそらかぜに花」の１巻。これ、電子で買ったんだけど、カバーデザインがかなりツボで実物見た後に紙で買えばよかったと後悔しました。どの話もキャラの感情と風景がリンクしているような描写多く、その美麗さと叙情的なコマのラッシュに目が奪われました。特に７話の「雨をおよぐ」とか圧倒的でした。例のウイルスで外に出ることが難しくなった今こそ、日常的な風景に気持ちを向けることを大事にしたいと思いました。あと本当に北海道行きたい。

うみそらかぜに花(1) (ヤングキングコミックス)

最後に熊倉献の「ブランクスペース」１巻。本当に圧巻でした。「春と盆暗」も凄い好きだったけど、今作は本当に圧巻のひとことに尽きる。絵柄と序盤の導入からは想像できない後半のヒリついた空気は、１巻の引きとしても完璧。２巻以降が待ち遠しく、ふたりがどんな結末を迎えるのか楽しみです。あんまり話すとネタバレになりそうなのでとにかくお勧めということだけ。これもカバーデザインが素敵ですね。

ブランクスペース（１）

ほかには、「あんじゅう①」、「メダリスト②」、「チ。―地球の運動について―②」、「最果てのソルテ①」、「ウマ娘シンデレラグレイ」などなど、読むたびに「そろそろ感想書いてみようかな」と思う作品が幾つかあったんですが腰が上がらず。

更新をさぼっている間にチェンソーマンやDAYSや、遂にはエヴァンゲリオンまで完結しちゃいましたね。月日が経つのが早く、いろいろ印象的だったことも忘れてすぐに忘れてしまいそうなので、また気が向いたら何でも良いから更新するようにしよう。(前回もこんな感じで終わった気がするけど.......)