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これまでとこれからの音楽フェス

コロナ前の音楽フェス

私は音楽フェスが大好きで1人で行くほどフェスが好きです。

野外で聴く音楽はとにかく開放的で最高に気持ちがいいです!

そして自分はフェスと言えば大勢の人の中でギュウギュウ詰めの中激しく人とぶつかる「モッシュ」 

人の上に転がる「ダイブ」 

大きな円を作ってそこをグルグル回る「サークル」

という非日常の世界を味わえるのが堪らなくて行ける時はとにかくフェスに参加してました。

これがコロナがなかった時のフェスの姿でした。

コロナ後の音楽フェス

ただそんな非日常は世界に突然現れたウイルスによって見ることは不可能となりました。

コロナが現れた2020年はほとんどフェスはできない状態でした。

なぜならフェスは三密をするためのイベントだったと言っても過言ではないものだったからです。

あのギュウギュウの寿司詰め状態が当たり前だったフェスの非日常の世界は、ウイルスによって非日常から非常識と言う意味に変わってしまいました。

とにかく2020年は音楽というものから無理やり離されるような感覚でした。

そして2021年からやっとフェスの開催は少しずつされましたが、以前の姿ではなくなっており、ソーシャルディスタンスをとり人と接触、発声、飲酒が全て禁止となりました。

自分が楽しみにしていたフェスの醍醐味を全て奪われてしまったこの姿に、なんとか開催できた喜びとあの光景はもう見れないという悲しさがありとても複雑な気持ちになっていたのが正直な気持ちです。

しかしアーティストの熱い演奏と歌声。声は出せないけど手振り身振りで全力で楽しんでるお客様達を見て、この状況でも出来る最大限で楽しむのが今我々に出来る事なんだと思い、胸に込み上げてくるものがありました。

あるバンドのボーカルの言葉で

「みんなはフェスにただ来たお客様の1人じゃない。未来のロックシーンの礎となった人たちだと思います。何年か後にあのライブシーンに戻れた時にそれを実感すると思います。今日は誇りに思って帰ってください」

この言葉が全てだと思いました。 

今フェスを作ってる人、参加している人、全員がフェスの文化を守るため日々頑張ってるんだと思いました。

あのライブシーンに戻れると希望を持ちながらこれからのフェスを守っていきたいと思いました。

音楽を止めない。フェスを止めない


2021年のカウントダウンジャパンに掲げれたこの言葉。

緊急事態宣言が発令された際に「不要。不急の外出は控えるように」と言われ続けてました。

もちろんフェスをこの状況でやるのは今でも賛否分かれるところだと思います。

しかし不要って言葉が音楽って必要ないよね?って言われてるような強い言葉に感じていました。

ただやっぱりフェス、音楽って言うのは本当に素晴らしくて、心の支えとして必要な物だったんだなとフェスに参加して思いました。

どんな時、どんな感情でも支えてくれた音楽。どんな形であれ音楽でみんなで楽しめるフェスは止めずに世界を照らし続けてほしいと心から思いました。

必ず明るい未来が来ることを信じ、これからも大好きなフェスや音楽を支え続けたらと思いました!

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