Da1

30代男。主にエッセイ、その日感じたこと、思い出したことを垂れ流そうと思います。 IT…

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30代男。主にエッセイ、その日感じたこと、思い出したことを垂れ流そうと思います。 IT企業:SE/経企 ⇒適応障害により退職 ⇒ メーカー:経企

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映画感想 : 水は海に向かって流れる

原作漫画がお気に入りのため、視聴。良かった。 直達と榊さんが共有する、二人にとってあまりに理不尽なとある「過去」。自分にも似ている過去があって、直達が感情を吐露するシーンで思わず泣いてしまった。「過去」の当事者たちは何食わぬ顔で毎日を送っている一方で、自分だけが傷ついたり、泣いたり、怒っていると感じてしまう様子は身をつまされる思いだった。 大人になって、社会人になると常に理性的であることを求められているように感じる。実際社会で感情を露にする人は冷ややかな目で見られてしまう

    • 飽き性な自分を強みにする

      子供の頃からとにかく飽きっぽかった。急に何かに夢中になり、寝食を忘れて没頭したかと思えば、プツンとスイッチが切れたように興味を無くす。その癖、職人的な強みを持つ人に強く憧いていた。 大学では会計を学んでいた。そこから何となく面白そうと言う理由だけで、IT企業入社し、会計システムのSEとして5年間働いた。自分の考えたものがシステムという形になって、誰かの役に立つ。そこに達成感はあったものの、ITそのものに深く興味を持てず、要は飽きてしまい、興味の矛先は経営そのものにあった。そ

      • 3月の終わりはいつもソワソワする

        ここ数日の雨からやっと晴れ間が見えた。気圧の変化でずっとダウンしていたが、今日は桜を一目見ようと近所の井の頭公園を散歩した。桜を見ると嫌でも季節の変化を痛感させられる。 僕はちょうど3年前の今ごろに適応障害になって、以降ほぼ働いていない。そんな自分が有り難いことに4月から正社員で働くことになった。家族、友人は喜んでくれたが、正直怖じ気づいている。ここ最近ずーっとソワソワするし、何にも手がつかずダラダラしている。 思えば毎年これぐらいの時期はこんな感じだった。3年前の3月は

        • 時が経てばどんな夢にも聖者が宿る

          20代後半の頃、家から徒歩3分のBarに僕は入り浸っていた。家と職場だけを往復するだけの毎日の中でそれだけが唯一の癒しだった。マスターは中年男性なのにまるで10代のようにナイーブな人で、店は信じられないぐらい薄暗い店だった。そんな空間で一人でぼーっと飲んだり、マスターや他のお客様とぽつりぽつり会話をする時間が僕は好きだった。 . その頃の僕は自分を取り巻くあらゆる変化に戸惑い、塞ぎ混んでいた。仕事では若手から中堅へ移り変わり、これからのキャリアの行き先が微かに見え始めたこと。

        映画感想 : 水は海に向かって流れる

          自己紹介

          はじめまして、Da1といいます。 エッセイを読むのが好きで、触発されて自分も日々感じていること、日常の中でふと思い出したことを中心に綴ってみることにしました。 拙い文章ですが、たった一人でも読んでくれる方がいたら嬉しいです。 経歴 1989年生まれ、東京都出身、独身男。新卒入社したIT企業でSE、経営企画を経験。しかし、適応障害になり1年休職した後に退職。その後、体調回復したが働く気が全く湧かず、アイルランドに語学留学。2023年4月からBtoBメーカーの経営企画とし

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