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叶いっぱなし

先日のまつもtoなかいに僕の大好きな甲本ヒロトさんが出演されました。

そこで、心に残った事を『ぼんやり』と備忘録として書きます。
※ぼんやりの意味は放送を見られた方は分かると思います。

得意な人が得意な事をすれば良い

同じ所にいて、同じ方向を向いても、同じモノを見えてるとは限らない。どこにピントが合ってるか。

僕、老眼てないんです。だから段々、遠くが見えなくなってきた。でも僕はこれで良かった。遠くが見えなくても、対して影響ない。僕に何かを言ってくるのは、いつも近いやつ、だから近くを見ていたい

菅田さんが出て来た時も丁寧に頭を下げていた。
菅田さんの出演作を見てる。と言う事に対するお礼を菅田さんがして、その時の笑顔と自分の頭をポンポンする感じがとても素敵だな。と感じた。

そして菅田さんが友人の野崎さんの話を出した時に、この座組の話からの野崎くんの話はバランス悪いぞ。と。笑

マーシーさんも含めた作品を作る話では、僕らはこれが、絶対こう!って思ってない、なんとなくバーンと出してる。受け取る側のキャッチャーミットの中で、それぞれの形で完成してる。だからそれはもう皆の物。
→っていう話は、僕のこれまでを改めてくれました。未完成のまま投げて、キャッチしてくれた人の中で完成すればそれでいい。
逆にこれだ!いわゆる完璧だ!と、こちらが思わなくてもいいんだな。と。
自信がないが故に、まだ完璧じゃないから練ろうとか思ってたけどそんな事は、思わなくていいんだ。と思わせてくれました。
完璧だと思うものほど、反応悪かったりはあるあるですよね。笑

音楽って何がいいか形なんてないんです。
結局1番大事なのは『やったるで!』っていう気合い。
1番思うのは歌詞を聞きすぎ。
アナログの頃は『音』で全部を聴いてた。
言葉の意味なんてどうでも良かった。
ロックンロールは僕を凄く元気にしてくれたけど、元気づける歌詞なんか一つもない。
お前に未来なんかない!
とかって歌詞を聞いて
よし!今日も学校行こう!って元気になってた。
それがデジタルになると情報として綺麗に入って来てしまう。
それをちょっと思う。ちょっとね。笑

もっとボンヤリしてていい。
そうするとそれぞれがそれぞれでピントを合わせられる。
ペラんと1枚にされると、皆、それしか見れない。
→だから多様性だ!とか言いながら金太郎飴みたいになるんだなー
逆に金太郎飴になれない人はダメだ。輪を乱す。みたいな感じになる。笑
それじゃ、クローンじゃん。笑

夢やゴールの話を松本さんが質問した時に。
考えた事がない。
と。お話しされた時、それでいいんだ。と救われました。僕の尊敬する先輩も同じでした。
でも、同様の質問を僕がされた時に、同じ様に返答すると『何も考えてないね。』や『ビジョンが無くてどうやってビジネスを今後やってくんですか!』と言われる。これもボンヤリしてないし、デジタルだからペラ1で皆、ピントがそれしか合わせられないんだな。と感じた。

その後、夢はなんだと聞いた時に
バンドを組んでお金持ちになりたい
とか
バンドを組んで有名になりたい
とか
2つ言うんです。
1つにしとけって思うんです。
お金持ちになりたいなら、バンドは捨てろ。
不動産勉強してお金持ちになればいいし、その為の手段でのバンドなら捨てろ
犯罪犯せば有名になれるし、手段じゃん。
僕は夢は目的だと思うんです。
そう考えると、僕は10代でバンドを組んだ瞬間からずっと叶ってるんです。
幸せなんです。
ずっとこのままでいいんです。
あの頃はよかったなんて、思った事は一度もないんです。

→これを聞いて、僕は僕が今までしてきた事は間違いではなかったんだ。
このままの俺で生き続ければ良いんだ。
なぜなら、僕も叶いっぱなしだから。
涙が溢れて、鼻水ダラダラになりました。

あー、本当に素敵でした。
深く深く生きてる方でした。
もしも、今、苦しんでる人にアドバイスを求められたら、甲本ヒロトさんの曲を聴いてみたら?と伝えます。
なぜなら、どこにピントを合わせるかは、その人次第だけれど、きっとその人のキャッチャーミットの中のボールは、荒々しい様でどこか暖かくその人を救うだろうから。

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