レギュラーグリップは叩きやすい(続編)


ここでは

身体の構造上レギュラーグリップがなぜ良いのか

について話していきます


前腕は二つの骨からなる


まず初めに

前腕の骨を大きく分けて

二つの骨から出来ています


その二つのうちの一つが

橈骨(とうこつ)

橈骨は親指側に位置する


もう一つが

尺骨(しゃっこつ)

尺骨は小指側に位置する


前腕が回内回外する動きは

尺骨を回転軸として橈骨が動く事によって回ります

互いにねじれ合う感じで動きます


レギュラーグリップの回転範囲


そしたら本題に入ります

画像1


上の写真がレギュラーグリップです


この写真では

橈骨が上、尺骨が下の状態ですね

これが基本的なレディーポジションです


一度スティックは持たずに

肘を固定して親指側を内側に回していくと

限界が来ると思います


また元のレディーポジションに戻します


そこから

逆に親指側を外側に回していくと

また限外が来ると思います


その範囲を見ると

どちらも均等な範囲動くと思います



マッチドグリップの回転範囲


ではマッチドグリップでやってみましょう

画像2


上の写真がマッチドグリップです


この写真では

橈骨が右側、尺骨が左側の状態ですね


レギュラーグリップでやった様に一度やってみて下さい


すると

親指側を外側に回すよりも内側に回す方がすぐに限界に来てしまうと思います


なぜかというと

レディーポジションがすでに内側に回っているからです



この結果から

場面場面でどらちとも使い分けられる方が良いのですが

レギュラーグリップで叩く方が橈骨の回転が使いやすいので身体操作がしやすいですし

指も使いやすい形だと思っています



最後に


補足で

左手をレギュラーグリップ

右手をマッチドグリップ

にするとなんだかギターの構えに似ていませんか?😅

これは人それぞれの考えです





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