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「誰の心にも打撃マンはいる」2021年10月18日の日記

・動画が出てます。


・好きな漫画を紹介するというね。そういうシンプルなやつだけど、楽しかった。まず人が作品をどう楽しんでいるかという話を聴かせてもらうのがとても刺激的でおもしろい。「それは確かに面白そうだわ」と思っている瞬間がもうすでに面白い。


・私は『打撃マン』というマンガをオススメした。この作品はすごい。物語としての整合性よりも、より純度の高いなにかを求めて生成した「元素」みたいな作品だ。

・平凡な男が、理不尽なストレスの限界を超えた瞬間に「打撃」に目覚め、悪党を「だしゃあ」の掛け声とともに殴り倒す「打撃マン」に変貌する。打撃マンがいったいなんなのか、というのは最後までよくわからない。ただ「いきなり殴る人」のような気もする。

・こういうの読むと、凝ったストーリーとか伏線回収とかべつにマンガには必ずしもいらないんだと思わされる。とにかく「絵」に力さえあればそれでいい、といもいえる。ものすごい勢いで人間が人間をぶん殴っている絵の凄みだけで、もう成立してしまうんだな。

・2021年にわざわざ読め! と強くすすめるようなものでもないかもしれないが、Kindle unlimitedに加入していれば全話読めるので、気が向いたらめくってみてほしい。誰の心にも打撃マンは住んでいるのだから……。


・Kindle unlimitedはサブスクの読み放題サービスだが、積極的に読みに行かないとなかなか使いこなしづらい。「なんでもいいから面白いものないかな」と思ってページを捲っていたときに「打撃マン」を発見したときは、それこそ藤子不二雄が手塚治虫の新宝島を発見した瞬間のような電撃が走った。なんだこの漫画は!?

・こうやって完全にノーマークだった作品が激烈な個性を持っていて面白いとすごく得した気分になる(もちろん一部ではすでに有名な作品だったみたいだけど)。人にオススメしてもらうのは楽しいけど、期待値0からの「なんだコレ!!??」体験は唯一無二だ。とにかく読み漁るしか方法はないんだけど。


・JUNERAYさんの記事に出てます。推しキャラをイメージしたカクテルを最小限の情報から作ってもらうという企画。すごかったなこれ。

・企画でJUNERAYさんが来るときはいつもパンパンの荷物を抱えている。材料や器具がものすごく必要になるから。さらに今回は細々した具材みたいなものが多い撮影だったので、予備のものまで複数作ってくるという手の込みようだった。

・私に出されたカクテルの答えは、アイマスの「菊地真」だった。これも手が込んでてすごくよかったな~。あと味もおいしかった、スポーツドリンクに柑橘のジュースを少し絞ると、すごく味がフレッシュになる。まあ、菊地真さんはスポーツ万能ではあるがスポーツドリンクはさほど好きではない(水のほうが好き)という設定はあるんですがwww(オタク)

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