「BD or not」2021年7月27日の日記

・動画が出ておる。でっかく「死」って書いてあるな。

・ブラックストーリーズという有名なボードゲームです。システムはウミガメのスープと全く同じ。

・このゲームって案外難しい。難しいのは「このゲームのどこを面白いとするか」の塩梅がフワフワしているところだ。いつまでもダラダラと引き伸ばされて謎が解けないミステリーも、すぐにトリックが見透かせるミステリーもつまらない。ちょうどいい塩梅で悩み「わかった！」と思わせるためには問題を工夫して作らなければならず、実際「ブラックストーリーズ」に収録されている作品も玉石混交だ。これでも厳選されているはずだが、納得感の無い無理やりなものも簡単過ぎるものも含まれていて、作問の困難を感じる。あと、解き慣れているとかなり機械的な質問の繰り返しで方向性を見極めることができてしまう。

・これについては質問できる回数を制限するという手が考えられそうだ。問題の難度ごとに「この問題は簡単なので5回の質問で当ててください」「これは難しいから20問」といった制限を設ける。解く側をチーム制にして、それぞれが質問できる回数を消費するみたいな形式にして、質問したあとに答えられるのは次のチーム、という仕組みにしたら「どんな有効な質問をするか」というところに戦略性も生まれる。ただまあ複雑になるので、これは上級者向けだろうか。