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「蒸しパンの旅」2022年7月20日の日記

・『そういう人もいる』のあたらしいやつが出てます。

・こういう「おそらく文脈上そういう用途なのだろう、と類推はできるが確証が持てないモノ」全般が怖くて仕方がない。串入れも誰かが串を入れるのを確認してから後を追っている。ああいうときにファーストペンギンを買って出ることのできる人は偉いなと思う。

・あと、伝票持ってレジに行こうとしたとき「テーブル会計です」って言われることたまにあるけど、心のなかですごい赤っ恥をかいてる。たぶん店員さんは何も思ってないんだろうけど、なぜか自分にとっては大失態を演じてしまったような気がする。

・スーパーの生鮮売り場近くにあるトイレ使うときも怖いんだよな。あの両開きの、つや消しシルバーなドアを押し開けて、明らかなバックヤードを突き進んだところにトイレがあるタイプのスーパー。「お客様もお使いください」と書いてあるのを確認したうえでなお「バックヤードを歩いていたら店員さんと鉢合わせしてめちゃくちゃ怒られるのでは?」という一抹の不安を消すことができない。


・こちらの記事も出てます。前編。

・『明日のアー』の大北さんといとうせいこうさんという「それだけで充分コンテンツだろう」という組み合わせに混ざってきました。大北さんとは一緒に焼き鳥を食べたりサイゼリヤで豆のスープを飲んだりした仲だから何の緊張もなかったけれど、いとうせいこうさんと初対面で話すのは緊張した。ただ大北さんのほうが何杯も緊張していた。私を呼んだのも緊張を紛らわすためだと思う。

・「笑い」のメカニズムについて考えるという壮大なテーマで、正直言って私なんかには手に余る。いとうさんと大北さんはしっかり考えを煮詰めてきていたしその内容がとても面白かったため「今回は聞き役に徹するぜ」とか思っていたら、原稿になったとき自分の存在が消えかかっていた。文字の対談では、黙ってるといるのかいないのかわからなくなる。

・後半では私ももうちょっと積極的に喋っていますのでお楽しみに……。

・いとうさんの話の回し方、すごかったな……。話題を提供しながらも聞き役にまわり、気持ちよく水を向けてくれる。「司会者」の迫力があった。若手サブカル文化メガネの末端として見習い、がんばっていきたいなと気持ちを新たにしました。

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