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「ピラニアのように物語を喰う」2019年6月27日の日記

・記事だ。記事に出ているぞ。

・これは衣装の小道具に紅茶を塗って劣化させている様子。


・接続式のフラフープをつなげて作った弓。

・これは私のアイデアではなく、先人の叡智を借りた。本当にそれっぽい大きさになるので驚く。

・今回はじめてコスプレめいたことをやってみたけど、これは……面白い。熱中する人がいるのもうなずける。なんというか、コスプレは自己愛とはまったく別の動力が動かしているんだなということをやってみて実感した。むしろ利他的な喜びがある。その利を与える他は誰かといえば、キャラクターの概念、即ちイデアだ。頭に浮かび上がったイメージを、できる限り忠実に顕現させるために知恵を絞る。自分の肉体は魂を呼び込む祭壇である。そんな気持ちになった。こだわろうと思えばいくらでもこだわれてしまうし、時間やコストの関係で諦めざるを得ないディテールが惜しい。

・それにしてもみんな…なんか…物語を消費する速度が早くない? 数時間でキャラクターの骨の髄までしゃぶろうとしている読者がいる。ピラニアかよ。

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