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「本当の素直な気持ち」2020年1月10日の日記


・動画に出ています。2本あるね。


・エロ本を隠す記事に出ています。2本あるね。重心の掛け方を完全に間違えて、記事の中で浮いてしまっている気がする……。見事にまとめあげてくれたかまどさんに感謝。以下、記事を読んでいる前提でネタバレします。



・今回の撮影、めーーーーーーちゃ緊張した。なにしろエロ本隠し選手権は今回で第二弾。前回ですでに奇抜なネタがやられているので、次はどうやって隠したらいいのやら……っていうプレッシャーがあった。撮影の一週間前に「リアル脱出ゲームみたいにしよう」という案まではどうにかたどり着いたものの、それをやるなら「謎」を作らないといけない。テキトーな謎を作るくらいならパロディする意味がない。リアル脱出ゲームはせいぜい4回くらいしか遊んだことがない…。ということで、謎解き本を買ってきて読んだりしてみる。が、想像以上に謎作りが難しいことに気づき「やばい」と焦り始めた。とりあえず外堀りから固めようと思い、何に使うかも決めないまま小道具を買い集めた。「なんか…重さを使ったトリックとかよさそうだな」という曖昧な動機で電子はかりなんか買ってみたものの、なんにも思いつかなかった。

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・気づけば、撮影の予定日が翌日になっていた。しかももう夜。やばい。なんにもできてない。デニーズにこもって「とりあえず1問なにか作ろう。最悪、それだけでどうにかなるだろ」と思い立ち、iPadで落書きをしながらクイズを考えた。

・しかし考え始めると無駄に思考が膨らんでしまうもので、「部屋のものを集めると謎が解けるようにしよう」「特定の物品を集めて計りに乗せるとパスワードになるというのはどうだろう」「じゃあ、物品の数だけクイズを作らないと…」「エロ本の記事だし、謎もエロ本絡みでいけないか?」「小ネタをちりばめると楽しいかもしれない」「最後にいままでの謎が全て回収されるような構成にできないかな」……等等、広げた風呂敷を包むための風呂敷が次々と広げられていき、いつのまにか記事内の1ネタの規模を超えた複雑怪奇な見取図が構築されている(作ってみるとわかりますが、ただ複雑なパズルを作るのは意外と簡単です)。

・これヤバいんじゃないの。絶対に収集つかんて、と思うも、すでに時刻は午前2時くらいになっていて、規模を縮小させるにも遅すぎるコンコルド効果が発動。それに「このまま風呂敷を広げまくれば、いつかどっかで天啓がひらめいて奇跡的にすべての伏線が回収されるのでは?」という思い上がりも発動。結果的にそんなことは全く起こらず、最後まで苦しみながら辻褄を合わせるしかなかった。

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・ただ個人的に「けっこうよくやったのでは」って部分はいくつかある。たとえば、漢字が並んだマス目から「エロ本」の仲間を見つけるパズル。着想は「エロ本」って左右対象対称だなあという気づき→左右対称の文字を探すと答えになるパズル というもので、これはまあ順当だけども、その「エロ本」の仲間の言葉として「谷間」「果実」「富士山」という、エロっぽく、なおかつ左右対称の単語を見つけられたのは運が良かった。あと答えが「美土里(みどり)」でこれも左右対称だったりする。

・こうやって突貫工事で作ったパズルはどうしても「フェアじゃないなー」って感じが出てしまう。フェアにするためにヒントなどを散りばめたら、ヒントをヒントと感じさせないための問題作りをする必要などが発生して、さらに規模が膨らんでしまった。「謎が描かれたボードそのものを組み合わせると最後の謎解きの鍵になるとクライマックス感あるよな」「最後の答えワードを『許す』にしたら、謎が解けてもエロ本所持が許されたことになって面白いかも」みたいな、余計なアイデアだけは出る。

・どうにかこうにか、朝10時くらいになってひととおりの謎が完成し、会社で急いで印刷した。印刷物を見てから、ミスってぜんぜん辻褄が合わない部分があることに気づき、データいじって慌てて調整したらさらに複雑になってしまった。あと、制限時間を1時間だと勘違いしていたが、よく見たら10分だった。じゃあ解けねえよ。結果的に永田さんは閃きに加えて主催者からヒントをカツアゲしまくるという力技を駆使していいところまで行きましたが……。

・結果的になんとかまとまったのと、かまどさんがわざわざ別記事まで作って要素を回収してくれたおかげで記事内の役割は果たせたと思うけど、あまりにも無謀かつ無計画なことをしてしまったなと思う。迷惑をかけた。もうこういうことはやりたくない……。

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・さて、一通りの反省を終えたわけですけど。

・一晩でこれだけのパズルを作ったボクちんすごくないすごくないすごくないすごくないすごくないすごくな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!???????

・って気持ちが全くないかと言えば、それはもう、ある。

・これはもう嘘偽りのない、世間体とか無視した率直な感情として。

・ギリギリまで粘ってこれだけ成し遂げることができたボクちんを褒めて褒めて褒めて褒めて褒めて褒めて褒めて褒めて褒めて褒めて〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!

・って気持ちが、ゼロ、だとは、決して言えないですね。

・ほんとに、恥ずかしいことなんですけどね……。


・謎解き制作のプロはかなりすごいと思った。なによりも「ちょうど解ける謎」を作るには、閃きでは足りない技能が必要だと思う。憧れる。

・実際のリアル脱出ゲームでは、私は全く活躍したことがない。隅の方でニコニコしているだけ。ぜんぜんわかんないから。

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