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10万文字ボックス

30
品田遊が新作の原稿を溜め込んでいくための箱です。本1冊分に相当する「10万文字」に達するまでは続きます。月4回更新(目標)
品田遊が本を無理やり書くための買い切りマガジンです。本1冊分に相当する「10万文字」が貯まるまでは…
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#小説

05「滅ぶのは1万年後でもいい」ただしい人類滅亡計画―反出生主義を考える―

第1話へ 【おさらい】議論参加者名簿

【小説】男女の友情 1-1

「え? ああ、かけうどんだったの? やだ、声が小さいから聞き違えちゃった。ごめんなさいね…

04「ハエが浮かんだスープ」ただしい人類滅亡計画―反出生主義を考える―

 計10人の人間たちは、自らの暫定的な立場を明らかにした。 滅亡賛成……ブラック、ブルー …

【ショートショート】法典

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03「滅亡会議の十人十色」ただしい人類滅亡計画―反出生主義を考える―

滅亡会議の始まり ゼインの提案に従い、ファイナは無作為に10人の人間をさらってきた。人間た…

02「人間のことは人間が決めろ」ただしい人類滅亡計画―反出生主義を考える―

 下僕ファイナは悩んでいた。  降臨を待ち望んだ我が魔王が、背負う使命の理由に納得できる…

01「なぜ我輩が滅ぼすのか」ただしい人類滅亡計画―反出生主義を考える―

プロローグ 魔王の出生 ある日、立ちこめた暗雲が30日も空を覆った。  31日目、雲が十字に裂け、瘴気をまとった人型のモノがゆっくりと降りてきた。異常な現象を前にして、人々は慌てふためいた。  しかし、誰よりも驚いていたのは"それ"自身であった。 「"ここ"は、"これ"は、何だ……?」  鋭い爪が光る手を眺めながら、"それ"は呟いた。 「お目にかかれて光栄でございます。ゼイン様」  どこからともなく声がした。  ゼインと呼ばれたそれが目を動かすと、見知らぬ者が傅い

【ショートショート】失踪

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