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私はその時

コロナ、猛暑、豪雨
散々な夏がもうそろそろ終わりに近づいているような、いないような。
夏は好きですが夏の暑さが苦手なので早く涼しくなってほしい今日この頃です。

コロナは相変わらず猛威を奮っているし、猛暑だし、急に土砂降りになるし、
なかなか外出できない今、私の唯一の楽しみは2週に一度の図書館です。

色々なジャンルを読みますが、今日は薦めていただいたフランクル著の『夜と霧』を読了いたしました。

読みやすいが故に、人が精神的な自由を手放していくことの怖さが身の深いところに染みるようで、読み終わった後に何とも言えない不安感が残りました。

生きる目的や、先の見えない未来を信じる精神力が今の私にあるか、考えるきっかけになりました。薦めていただいてよかった、読んでよかった。

昔は本を読むことは現実逃避の一つで辛いことがあると本を読んでいましたが、今は知識を得たり、楽しむためのものになっていて、一冊一冊が自分に蓄えられていくような思いで読むようになりました。私も少しずつ変わっているのだなと本を通して感じます。

話は戻りますが、先が見えず、生死に関わる決断を日々求められる時、その時私はどのような選択をするのか、あるかわからない未来のために精神的な自由を手放さずに「わたし」を見失わずにいられるか。

今の世はそんな決断を求められているのかもしれないなと思います。

まだまだ猛威を振るうコロナや暑さ、皆様ぜひご自愛ください。

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