おじさんはお休み。

「おじさん」とは、人のことではなくギターのこと。

あまり機材に拘りを持っていない私なので、高い機材やビンテージものなどはほぼ無い。というのも、楽器として「よく分からない」と思っているから。

よく言うのは希少価値。
「今では使えない木材を使っている」とか「乾燥していて鳴りが違う」とかいう。
でも、道具としてはいろいろと手をかけないといけない訳で、ユーザーからすれば割と手間。面倒。
そして、演奏や鳴る音が何十万もする価格に見合うか分からない。
だったら、ハイエンドの新しいギターを買う方が間違いなく要望に合致しやすい。
そもそも、私は面倒臭がりでメンテナンスがおざなりになりがちなので、絶対管理できない。

と、散々ディスってきたが、ビンテージ的なのがある。ハコ物のギター YAMAHA SA-30 だ。(画像はネットから拝借)

画像1

買ったときは「ちょっと古めかしいギターだな・・・」と思ったのだけど、それもそのはず。あとから調べて分かったのだけれど、1968年から5年くらい製造されていたギターらしい。

大学の時にジャズをかじっていたこともあって、ハコ物のギターが欲しくなった私。貧乏学生だったけど、少しずつお金を貯めて、当時住んでいた隣の県に足を運んで買った。
出せる範囲のお金(9万ちょっとだった記憶)と、弾き心地、何よりちょっと違うフォルムに魅かれた。

以来、20年近く一緒にいる。
私がつけた傷もあるし、結構乱雑な扱いをしてきた。

最近時間があったので、少し綺麗にするべく手をかけている。
何なら、フレット浮きもあるので、それもリペアに出して直すつもり。

今は弦を張っていないので、鳴らせない。
リペアが終わるまではちょっとお休み。

上は昔にSA-30で弾いた曲。つたない。

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