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YDS−150から始めるサクソフォーン

筆者は昔ちょこっとサックスをかじっていたことがあります。久々にこのYDS−150で音楽をしているわけですが、感覚を思い出しながら演奏しています。

サックス経験者にはとても親しみやすく、色々準備しなくても気軽にサックスの音楽を楽しめます。では、今まで経験はないがサックスを始めてみたい、けれど、このYDS−150も気になる!という方はどうでしょうか。

これからサックスを勉強していきたい、という方は最初からサックスを始めた方が良いかと思います。というのも、このYDS−150とサックスは運指こそ同じものの息の使い方が全く違います。実際の演奏では息の使い方、タンギング、ビブラート等、それらと運指がマッチして始めて音楽となります。息を入れるだけで音が出るYDS−150とは全く異なるのが実際です。

サックスは将来的にするかもしれないが、まずはサックスの音色を使った音楽をしてみたい、という方にはオススメです。実際の楽器は練習場所、練習できる時間、教室に通う時間(最初は教えてもらったほうが確実に上達が早くなります)、リードの管理等々、趣味で楽しみたいのに苦労が多すぎて楽しくなくなる・・・いつしか吹かなくなってしまった、ということが起きてしまいます。YDS−150は吹きたくなった時、空いた時間にちょこっと練習しよう、ということが出来ますし、初心者の方でも素晴らしい音楽を奏でることが出来ます。また将来的にサックスを始めることになっても練習した運指は無駄になりません。

今回童謡の赤とんぼを演奏してみました。実際の楽器ではこのように演奏できるまでかなりの時間を要します。しかし、YDS−150なら気軽に音楽を楽しむことが出来ます。初めてYDS−150を手に取った初心者の方でも運指を少し練習すればすぐに演奏できるようになります。

楽器のサックスを演奏する、練習に練習を重ね自分の音と表現で演奏ができるようになる喜びと達成感・満足感は大変素晴らしいものがあります。しかし、そこに到達する前に練習し続けてもなかなか上達せず、音楽が嫌いになることも起こり得ます。

もっと音楽を身近に楽しむ、楽器のサックスとは違うアプローチでサックスの音楽を楽しめる、このYDS−150は大変素晴らしい楽器ではないかと思います。このような商品を送り出してくれたYAMAHAさんには感謝しています。

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