四季の百人一首ーーー冬 その5
(きっと再編集すると思う、今回の記事)
先日は、金星と木星の大接近という天体ショーを一日遅れで楽しむこととなってしまったけど。夜空の星は、いまもそれぞれが 生きて動いてるって思うとなんだかとてもジーンと心にくるものがあったり。そういえば、私たちの属する宇宙のことを天の川銀河と呼んだりするそうですけど。この天の川を渡って織り姫さんと彦さんが出会うっていうのだけれど。そのときにこのどうしようもない恋人たちを渡すためにカササギさんたちが翼を広げ、並び渡してくれるという伝説があるそうな。そしてこの伝説を踏まえた上での和歌が百人一首の中に登場するという。
かささぎの わたせる橋におく霜の
白きを見れば夜ぞ更けにける
(大伴家持)
かささぎが翼を連ねて その白き天の川に橋をかけたという
いままさに白き霜がおりかかる(宮中の)御橋を見るに
あぁ、夜も更けてしまったのだなぁ
とか
まるで天上に散らばる星々の白さを見るに あぁ夜も更けてしまったのだなぁともとれてしまうし結局の所今回は
「冬の夜天の川にかささぎがかけた橋においた霜が真っ白なのを見ると
いつのまにか夜もすっかりふけたのだなぁ」という旺文社の古語辞典の別冊を引っ張り出してきました。
例によって詳しい解説などは専門書に譲ります。
うん、今回のは思っていたよりややこしい。やっぱ2,30分で考えるのって無理。とはいえ 百人一首 冬の歌も残すところあと一つ。
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