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亜人ちゃんは語りたい 11巻(最終巻)読書感想

ペトスさん 作 亜人ちゃんは語りたい の最終 11巻が発売されました。

 2017年にアニメが放映されました。
 作品名は知っていて、アニメをきっかけに読み始めた口です。
 原作も面白かったので、アニメ終了後もフォローしてました。

 スピンオフの方までは、追いかけてませんが。

 亜人・・伝承で語られる存在が、少数ながら存在する世界。
 亜人が好きな、高校の生物教師 高橋先生と、たまたま同じ学年に3人入学した、亜人の女子高生3人 吸血鬼 デュラハン 雪女 をメインに、コメディ風に学園生活が綴られています。

 人外と言う設定では無く、特異体質、ちょっと変わった能力を持つ人間と言う設定。
 サキュバス体質の先生や、予知能力っぽい物を持つ生徒(キジムナー)
も出てきたり。

 途中で主人公の姪っ子と、座敷童が出てきた辺りから、、SF オカルト方面に行ったので、若干ついていけない所もありましたが・・
 座敷童が異空間に存在する亜人で、それを観測しうる亜人が霊能者ってのはちょっと設定的に強引かな・・

 とは言え、全体的に登場人物の成長に主眼を置いて、丁寧に描いた作品で、読んでいて楽しかったです。

 最終巻は、バンパイアのひかりが、自分たちについて、色々語りたい
 と言いだし、Webラジオを発信すると言うエピソードがメイン。

 タイトル回収にもなっています。

 最後の締め方がいいですね、
 続きが見たくなる終わり方ですが、綺麗な終わり方。

 ご興味のある方は機会があればご一読の程。





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