第22のトコロ:カピバラカフェ
人生折り返し地点を過ぎた訳アリ独身女性が「興味あったものの今まで行ったことなかったトコロ」を今体験する。
第22のトコロはカピバラカフェ。東京都墨田区にあるCapybaさんにお邪魔した。東武スカイツリーライン曳舟駅西口より徒歩5分の住宅街にある。30分からの予約制。
観光名所はどこも外国人ばかり。今回もやはりそう。
私「あのっ」
店員さん「あっ(日本人?)」
私「あっ(日本語ok)」
(店員さんたちにはいろいろな質問に答えていただいたが……これは取材になるのだろうか? 口コミみたいなものか? 毎回日記感覚で書いていて、個人経営以外ではnoteに書きますとは言っていないんだよな)
カピバラカフェはカフェなので、1ドリンクオーダー制。また、おやつ代を払えば、にんじんスティックを数本あげることができる。
店内には2匹のカピバラさんがおり、餌を食べているか、撫でてと要求するかどちらかである。
これまで遠くからカピバラ温泉を眺めていただけの身としては、なんとも不思議な空間であった。
触っていいのか!
むしろ触ってほしいのか!
と、このあたりから冒頭のやりとり(「あっ」「あっ」)が始まる。
店内にいるのは「琥珀」ちゃんと「ぴすけ」ちゃん。琥珀ちゃんは2歳10ヶ月と店員さんが丁寧に説明してくれた。
猫は額や耳の後ろを触る/掻くと喜ぶが、カピバラさんはそのあたりが敏感なので、まずは背中を触るのがいいらしい。
するとぴすけちゃんがゴロン。
お腹いっぱいか?
と思いきや、お腹を触って欲しいという意味だという。動物はお腹が急所だが、信頼関係があるのだろう。
さらにゴロンして反対側も触らせるぴすけちゃん。
なぜかご機嫌斜めになってしまった琥珀ちゃんを、店員さんがなだめる。
どゆこと!?
なんと琥珀ちゃん、私たち客がぴすけちゃんだけ触ったから嫉妬したのだという。
人がいないと寂しがったり触られないと拗ねたり、想像していたのと全然違う。あまり触ると嫌なのではと思ったが、逆らしい。
……という流れで触りまくったり夢中でおやつあげたりしてたので、写真を撮るのを忘れてしまった。
ハッと気づいて撮影した、ぴすけちゃんの足。
(どこの所属かわからないが、プロカメラマンらしき人がいたな。満員御礼で人が絶えなかったが、写真撮る機会はあっただろうか)
おやつをあげたい趣旨を店員さんに伝えると、ソファに座るよううながされ、ブランケットを渡される。すると琥珀ちゃんがソファに乗り、私の横へ。店員さんに写真を撮ってもらいながらにんじんスティックをあげる。
動物に手から餌を食べてもらうと、なぜか幸せな気分になる。私の方が心を許すからだろうか。
おやつをあげたい趣旨を店員さんに伝えると、ソファに座るよううながされ、ブランケットを渡される。すると琥珀ちゃんがソファに乗り、私の横へ。店員さんに写真を撮ってもらいながらにんじんスティックをあげる。
やがて周りの方々もおやつをあげたいといいだす。
みんな感情が溢れ出る笑顔だなと思ってみていたが、店員さんに撮っていただいた自分の写真を見たら、私もひくようなすごい笑顔だった。
最後になってしまったが、カピバラさんは「世界最大のげっ歯類」である。キュルキュルという鳴き声はモルモットみたい。隣にいた外国人さんと「大きなモルモットですね」と話していた。
なお、毎年5動物園(長崎バイオパーク、伊豆シャボテン動物公園、埼玉県こども動物自然公園、那須どうぶつ王国、いしかわ動物園)で、夏にはスイカ早食い競争、冬には長風呂対決をしている。私が初めてカピバラさんを見たのは、埼玉子ども動物自然公園でのカピバラ温泉だった。
次回更新予定は2024年7月17日です。
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