ココは何屋さんなのか
6、7年前ごろの話。
その頃は神田、秋葉原周辺をうろつくコトが多かったのですが、
秋葉原から神田に向かう途中の小さな通りに、こんなところがありました。
車道と歩道を区切る白線上に、ポールが等間隔で何本も立っています。
これはまあ、よくある光景です。
当時の電話で撮影したので、画像粗くわかりづらいですが、
途中2本だけ急に、ポールの上に花が飾ってあったのです。
なんとなく歩いていると何も思いませんが、パッと目をやると、それはお花屋さんの前だった訳ですね。
別に大したことじゃないんですど、ニヤリポイントでした。
今や街中には、様々なお店があり、何屋さんなのかさっぱり解らないような店舗も多く存在します。
「洋服屋さんかな?と思って入ろうとしたら美容室だった。」
「カフェかな?と思って入ろうとしたら美容室だった。」
なんていうご経験がある方も多いはず。。。
FFやドラクエのように、どの街に行っても武器屋や宿屋の看板が変わらなければわかりやすい(スーファミの知識)のですが、それはゲームの話。
それともあれは、1店舗独占状態だったんですかね、もしかして?
まあ、それはゲームの話。
話はもどりまして、
画像をよく見ると、このお花屋さんの看板は設置されていない(画像上部の紫のそれは、隣のパブの看板)。
ちょっとした、お花屋さんのアイデアだったのかもしれませんが、こういった公共のポールのような、無機質なありものをアップデートすることで、ポッとその店のシンボルが出来てるというのは、素敵だなあと感じました。
ナチュラル看板です。
僕なんかは、せっかくだからその間を通って入店しよかな。と思ったりします。
RPGっぽさを自分で作る余白がありますね。こういう日常のゲーム性が好きです。
せっかくのカッコ良いお店も、何屋さんか伝わらないというのは、本末転倒ですからね。
おしまい。
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