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おうち

コロナを警戒してお散歩するときには人が多いところを避けるようになった。
以前は川沿いだったり大通りだったのが今では閑静な住宅街や小道を探検する。

住宅街に入るといろんなおうちが目に入る。アメリカンな感じの家、北欧カラーの家、古い家様々だ。表札もスタンダードなのからひと目では何さんか分からないものもある。珍しい名字を見つけたりすると楽しくなる。

小道を歩いていると梅の木がたくさん植わった一角を見つけた。まだ少し早いから蕾が固そうだ。
その目の前には2軒おうちが建っていた。

1つ目のおうちを見ると梅が見えるように意図的に作ったと思われるキャンプができる広い軒下と家の中からでも花見ができる大きな窓があった。梅の花見なんてオシャレだし、きっと季節を感じようとする人なんだろうななんて勝手に想像していた。

対して2つ目のおうちはせっかく梅が目の前にあるのに換気用のすごく小さな窓しかない。すごくもったいない気がする。あまり興味がない人なのかもしれない。

持ち家ってすごくセンスがでるものだと思う。私がもし家を持つことになったら下見から始めようと思う。人生最大の大きな買い物だし。

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