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愛犬を幸せにするのは誰か


これだけは言えること

私はかなり勉強熱心で、頑張り屋だと自負しているが

落ち込むことも多いし犬に関してはまだまだ

本当にまだまだ。

日々の仕事でアウトプットして、出勤中は頭の整理をして、帰ってから犬の勉強をして、休みの日も喜んで勉強して、そんな生活をしていても

まだまだ

本当にまだまだ

犬のことなんてこれっぽっちも知らないと感じる

私の勉強してきたものなんて、ほんの数粒

ひとつまみもないくらいほんの少しの知識と技術だと

でも、一つだけ「これは私が世界で一番」なことがある

それは

愛犬を幸せにすること

私と愛犬の積み重ねてきた強化の歴史

与え続けた安心と安全

一緒に楽しいことをすること


どんなお金持ちだって、どんな素晴らしいプロだって

私の愛犬を幸せにすることに関しては私には敵わない

愛犬を心底愛し続けられるのは

世界で私が一番だ


猫のぬこ

去年、母が猫を拾った

去年、母が猫を拾った

ガリガリで彷徨っていた子を保護したのだ

もちろん各所に届出を出し、以前の飼い主さんを探す努力もした

3ヶ月経ち、正式にうちの猫として迎えることになったのだが

母がつぶやいたのだ

「里親を探した方がこの子は幸せかなあ」

私は少しイラッとして(笑)

でも母の気持ちも分かるから冷静に

「そんなことない。この家で彼女は幸せだよ。絶対に。」

母は、「そうかなぁ」ってまだ少し不安そうだったけど。

私は、知ってるからね。

母が猫のために辞めようとしていた仕事を再開したことも、

ガリガリな猫を太らすために毎日努力していることも、

うちの愛犬たちとの共存のために猫に一部屋(しかも結構大きな)与えたことも、

猫を危険から守るためにDIYを駆使して家を変えたことも、

猫の本を買ったりプロから学んだりしていることも、

だからうちの猫はうちの家で幸せだし、幸せになれるとわかってる

動物福祉を守り、QOLを上げるために努力し続ける飼い主のもとで幸せじゃない子っているんだろうか

動物は"愛してる"だけでは幸せにはできないけど

動物を理解し、学び、工夫し、そして愛していれば

幸せであることが大半なんじゃないかな。

そして、そうして努力している飼い主さんほど

わたしなんかじゃこの子を幸せになんて、、、になるよね。

そう悩んだことのある飼い主さんの元にいる動物は

幸せである証拠なのかもしれないね

だって、人間だって相手のことなんて分からないでしょう。

家族が病気であれば、その病気を完全に理解して

共感することはできないけど

学ぶでしょう。調べて、悩んで、向き合って。

そうしてくれる家族がいるというのは本当にそれだけで

なんて幸せなことだろうと思う


反省はもう十分


「あなたの昔の行動が愛犬の心を壊している。だから変わらなければならない」

そんなふうに飼い主であるあなたを説く人がいたら

私はあまりそれは好きではない

昔流行っていたリーダー論による体罰や理不尽は

飼い主さん一人のせいでは決してないと思う

それを許してきた業界、囃し立てたテレビや雑誌、時代背景も含めて

"仕方なかった"ことだと私は思う

(だって、すでに学び始めている飼い主さんは誰に責められずとも自分のしてきたことを十二分に後悔しているでしょう。私もそうだし。)

あなたの行いが悪い!だから、こうしたらあなたも犬も幸せになれる。と説くのはまるで宗教で

あなたが犬に良い行いをするのは免罪符を獲得するためなのかもしれなくて

そうすると、私が理想とする

"犬と飼い主さんが互いとの暮らしを楽しみ幸せに暮らす"

からは少し遠いような気がして。

許されるために行動するのも一つの理由かもだけど、私が出会う飼い主さんには幸せに暮らすために行動していてほしいんだ

まとめると

何が言いたいかっていうと

愛犬を幸せにするのはあなただし

愛犬は悩みながらも向き合ってくれるあなたがきっと好きだし

あなたの元にこれてあなたの愛犬は幸せものだよ

って、こと。



だから、これからも一緒に学ぼうねみんな。

犬を知ろう、犬を取り巻く社会を良くしよう

犬と向き合い続けようね、一緒に

それで、あまりにも幸せには見えない動物がいたら

その時はその時で、一緒に考えようね、みんな

よろしく

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