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Oculus Quest 2用に子ども向けのメガネを購入したらとても良かった

裸眼視力が0.1くらいの皆さん、こんにちは!

普段はコンタクトで過ごしている私ですが、ここのところ巣ごもり生活が続いていてるため、毎日眼鏡で過ごしています。

さて、眼鏡をしたうえでヘッドマウントディスプレイ(以下HMD)を装着した場合、だいたいは以下のトラブルが発生しがちです。

・HMDを装着する際、眼鏡が干渉して入りづらい
・HMD内で眼鏡がズレてしまい、焦点が合わない
・眼鏡の鼻パッドが食い込んで痛い

自分の場合はスポーツ用の眼鏡を使っているため全体的に大きく入りづらい、横幅に干渉しているのでHMDが少しでも動くと眼鏡の位置も変わって焦点が合わない、直そうとすると鼻パッドがとにかく痛いと、かなり酷い有様です。

余談ですが、VR用コンテンツを開発していた時期は毎日コンタクトレンズを付けていたので、あまり「眼鏡で苦労する」ということもなく、最近になって「巣ごもり生活=毎日が眼鏡、VR辛い」という状況に陥りました…

Oculus Questでは眼鏡用スペーサーもありますが、これを使用したとしても横幅そのものが変わるわけではないため、基本的には「小さい眼鏡を使う」が解決策になりがちです。

というわけで、HMD装着時に使えそうな眼鏡を購入しに行きました。

まずは眼鏡の要件を決める

「小型」「鼻パッドなし」「つるが短い」という3点を必須条件として探し始めました。より具体的には以下の通りです。

・小型
Oculus Quest 2の内径は142mmのため、快適性を考えると横幅130mm前後
・鼻パッドなし
圧迫されると単純に痛いので、鼻パッドがないもの
・つるが短い
鼻パッドと同様に圧迫されると痛みが生じるため、短いもの

VR向けとしてはJINSのショートテンプルの評判が良かったため、こちらを試すために店舗まで足を運びましたが、オンライン限定商材ということで試着ができず。また、そもそも男性用眼鏡の多くは横幅が130mmを大きく超えているため、「小型」に適合する商品自体がほぼありませんでした。

ちなみに、眼鏡のサイズはつるの部分に小さく書かれています

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引用元:https://www.jins.com/jp/guide/product/size.html

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私の眼鏡の場合は、①が55.4mm、②が16.6mmなので、横幅は(①x2)+②で127.4mm。「あれ?すでに130mm以下では?」と思われがちですが実際はフレーム分があるので余裕で横の最大幅は140mmを越えています。でかい…。

KIDS&JUNIOR(キッズ&ジュニアメガネ)を購入

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結果的に、KIDS&JUNIOR(キッズ&ジュニアメガネ)を購入しました。
こちらのモデルは子ども向けですが、顔の横幅さえ合えば大人でも購入可能とのことです。

購入したモデルは【Slim Airframe ‐Kids&Junior(L)‐】

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レンズのサイズは横50mm x 縦31mm、ブリッジは16mm。レンズの大きさは大人用とほぼ差がないため、見え方は変わりません。実際に掛けてみて「フレームが見えてしまう」などの問題がないものを選びました。

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新旧サイズ比較です。
撮影アングルが卑怯な気もしますが、横幅のサイズダウンに成功。

「度数を下げてブルーライトカットなし」を選択

レンズの度数については矯正後1.2から0.7程度まで落としました

店員さんいわく「自宅で過ごす場合は視力が0.9前後あれば問題ない」とのことですが、VRは間近で液晶を見るため、さらに度数を下げても問題ないという判断です。疲れが減りました。

ブルーライトカットは入れるかは悩みましたが、25%カットでも暗く見えたので今回はやめました(ただし、ここは考え方次第です。個人的にOculus Quest 2は輝度MAXでも少し足りない気がしていたので、これ以上暗くするのは避けました)。

結論:かなり快適になりました

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もとの眼鏡がデカ過ぎたのも事実ですが、実際に使ったところ相当快適になりました。つるの部分は少し邪魔に感じますが、その気になればニッパーで切れるので、そこはあとあと考えます。

コスト的に見ても、ショートテンプルは8000円ですが、KIDS&JUNIORモデルは5000円から購入可能なため、安価に済んで良かったなという印象。ネットショップではさらに安価な眼鏡も多くあるため、同様の問題を抱える方は「フロントのサイズを確認する」「いつもより度数を下げる」の2点を気にして購入検討されてみてはいかがでしょうか。

というわけで、私はこれから『ALTDEUS: Beyond Chronos』を遊んできます。それでは。

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