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憧れのレッドウィングに自分の“軌跡”を刻みつけて楽しむ大人の趣味

ある日知り合いのプロカメラマンに見せてもらった、かつて仕事で使っていたフィルムカメラ。相当な修羅場をくぐってこないとこんな仕上がりにはならない独特の雰囲気に魅せられて、長く愛用することでどんどん魅力的になるものを所有したい…という思いに駆られました。

それでふと、高校生のころに一瞬魅せられた「レッドウィング」を思い出したんです。地元の靴屋さんの高いところに置かれた高額なレッドウィングに直感的にカッコイイと思ったものの、親にねだれるような金額でもなくそのままスルーし、当時はスケーターブームでもあったから、DCかグラヴィスの靴を買ってもらった思い出(とはいえそれも結構高かったはず)。

そんな僕も今はいい大人。レッドウィングの一足や二足楽勝ですよ! …と、今では10足のレッドウィングが玄関を席巻しているのでした(笑)。

レッドウィングといったらモックトゥのアイリッシュセッターっていうイメージしかなくて、いざ買おうと物色していたらいろんなタイプがあるしどれもカッコよくてついついあれもこれもと…。
また、これは個人的な好みもあるとは思うんですけど、履き込んで経年変化が起こることによってその真価を発揮するというか、明らかにかっこよくなるんですよね。最初に買った9015の変化を目の当たりにしてから、いろんなタイプのものを履いてみたい欲が強まったところもありました。

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これは新品状態のレッドウィング8111アイアンレンジャー。

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こちらが約2年半の状態。磨いた直後というのもあるけれど、クっとつま先が上がって表情もついて色気があって、全然違う靴のような雰囲気になってますよね。見比べるともはや新品状態が一番カッコ悪いまであります。

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こちらはレッドウィング9062ベックマンフラットボックスの2年もの。フラットボックスはつま先に芯が入っていないタイプでシャープなフォルムとより複雑なシワを構築。経年変化が強く反映されて楽しいですよ。

おそらくこの経年変化具合は履く人によって変わるんです。自分の足の形だったり歩き方だったり、まさに“軌跡”がそのまま反映されて自分だけの一足になる。なんだかロマンを感じませんありませんか?

レッドウィングを履き始めて約3年。10年目、20年目にはどう変わっていくのか。いつか異彩を放つ逸品になるように、明日からもまたレッドウィングとともに歩き続けたいと思います。

#ファッションが好き

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