道端文庫と、チムニーストーブ。
寒さの質、というものがあるとしたら、今日の寒さは本格的な冬の顔で身体を芯から冷やそうと張り切っているような質を持っていた。
土日の道端文庫はあまり人が多くなく、ひっそりと開催することが多いからか、余計に寒さを感じる容量が広く取られているいるのかもしれない。
土日や祝日に文庫を開催しなくてもいいののかもしれない。
おそらく皆そう思っているかもしれないけれど、「そこにある」ことを、「風景をつくる」ことが今自分たちのやるべきことなんだろうと思う。
「そこにある」ものを使って、生み出す。
おそらくこれからの世界はそうなっていくんだろう。
冬も同じ。
「そこにあるもの」で暖をとる。
今日からチムニーストーブを導入して、落ち葉(特に杉)、木片、薪で火を焚く。
八木山はまだまだ自然が残る。
自然の恵みを一身に受けて、夏も冬も、過ごす。
そこに人が集まる。
道端文庫はそういう場所になりつつあることを、なんとなく眺めながら思う冬の始まり。
チムニーストーブの火は、また新しいものを生み出してくれる。
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