見出し画像

よなよな42 一兎

ばな子

二兎を追わない

トラウマ級の傷って、バサっと事件が起こったときも残りますが、もっとじわじわとくりかえしてきたことでいつの間にか深くなることもありますよね。
かといってそれは今ではない、過去だから。今の自分は今だから。今の傷じゃない。大丈夫。
そういうことなんですよね。
私の出かけるの嫌いなのはもはや病的なレベルだとわかっているのですが、着替えているときに腹が立ってきて止まらなくなるんですよ。なんで出かけなくちゃいけないんだ、出かけたくないのに!って。それはそのときの実際の行き先がいやなのではなく、30年間、イヤイヤ出かけた後遺症でほんとリハビリ大変なのですが(でもくじけずにこつこつしている)、当時は忙しくて人を雇ってはそのために余計にイヤイヤ働くという暗黒時代だったので、しかたなし、全てオッケーというかまえでおります。

ここから先は

5,369字

よなよな、人生について意味なく語り合うばな子とまみ子。 全然違うタイプだからこそ、野生児まみ子の言うことを聞くとばな子こと小説家吉本ばなな…