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よなよな53 よなよな込み

ばな子

一事が万事


「聖大使」、♪も多かったよね。山奥に住んでる占い師のお姉さんがよかったなあ〜!

仕事は近所で、生活も近所で、縁のできた遠くにたまに行くっていうのが、人間だと思います。体もそうできているように思います。そうでない考えって、「好きな(今風に言うと推しの)アイドルと結婚したい」というのと、とってもよく似ていると思います。遠いほど夢も大きい、自分じゃない自分になれる!みたいな。
ただ、がむしゃらに行動するっていうことってある意味結果を出すもので、推しと結婚したいがゆえにいろいろ行動して友だちもできて、結果友だちの弟と結婚…みたいなことももちろんあるから、全く否定はしないです。自分はしないだけで。それから冬に北海道からいくらを取り寄せるとかも、そんなに否定できないです。たまにやってるし。そのたまにのバランスが人生の妙だなとも思いますし。
ただ、遠くばかりを見たり、手元がどうでもよくなっている人の顔には確かに共通項があるように思います。
それは違うし、そういうおばあさん(おじいさんから卒業して少しおばあさんになっているが、冬はおじいさん度が増して危険。パッチをはいているし)になりたくないです。
最後までなるべくおしめよりはパンツ履いていたいから足腰を鍛えたいし、最後まで動物と暮らしたいから体に気をつけたいし、動けないときに来てもらえる人を雇えるお金だけ残したい。なるべく長くいい酒が飲みたいから健康を目指したい。そんなのでいいんです。

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よなよな、人生について意味なく語り合うばな子とまみ子。 全然違うタイプだからこそ、野生児まみ子の言うことを聞くとばな子こと小説家吉本ばなな…