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D.ENDO's 映像コラム

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遠藤大輔と申します。ビデオジャーナリストとして職歴30年、うち15年は民放局での特集制作、並行して大学等での講師歴20年!現在は「ストアカ」で講師もやっています。著書としては「ド…
運営しているクリエイター

2023年8月の記事一覧

No.11見えにくいモンタージュ

言語構造的な意味での映像の一単位はショットないしカッ トと呼ばれます。物語的な作品では一…

遠藤大輔
9か月前
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No,10 メディアリテラシーの矮小化

かつて日本人は世界で最もテレビ視聴時間の長い国であり、「テレビ報道=事実」と妄信する人が…

遠藤大輔
9か月前
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No.9 不可視のその先へ

若い頃お世話になった恩人で、庄幸司郎さん(故人)という人がいた。現在、レイバーネットの共…

遠藤大輔
10か月前
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No.8 ディエジェーズの相対化

私の研究・教育体系 D-Method のメインフレームは、「物語の具現化構造」です。略して、物語構…

遠藤大輔
10か月前
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No.7 喜怒哀楽

講座に来られる皆さんは、旅行やVlogなどをうまく撮りたいとワクワクしておられます。それに応…

遠藤大輔
10か月前
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No.6 ファインダー

今は液晶パネルが当たり前のようについているビデオカメラ。でも、私の修行時代はファインダー…

遠藤大輔
10か月前
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No.5 ビデオカメラのリベンジ

皆さんは撮影のとき、どんなカメラステータスで撮っていますか?フルオートで手振れ補正をかけて撮っている?OKです。それでいきましょう。そう断言できるのは、ビデオカメラの進歩がすごいからです。ワンオペで使う小さなカメラにもマニュアル機能はありますが、操作がややこしいので、そこにこだわるとせっかくのよい場面を撮り逃がします。基本はオート、どうしても必要なときはマニュアル。それがワンオペのコツです。 少し前になりますが、背景をぼかすために一眼レフによる動画撮影が流行りました。私も使

No.4 映像・音声・文字の関係

長編映画のトーキー(音声付映画)は1927年に発表発表されており、今や音声は映像作品に欠かせ…

遠藤大輔
10か月前
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No.3 アンドレ・バザンの亡霊

映像の言語的構造、すなわちデクパージュ(ショットサイズ)とモンタージュは、決して規則では…

遠藤大輔
10か月前
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No.2 劇映画とドキュメンタリー

すべての映像ジャンルの中で撮影が一番難しいのは?と聞かれたら、迷うことなく「ドキュメンタ…

遠藤大輔
10か月前
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No.1 映像と脳科学

映像言語構造の上では、映像作品の最小単位はショットであるとされています。しかし、物理的に…

遠藤大輔
10か月前
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