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D.ENDO's 映像コラム

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遠藤大輔と申します。ビデオジャーナリストとして職歴30年、うち15年は民放局での特集制作、並行して大学等での講師歴20年!現在は「ストアカ」で講師もやっています。著書としては「ド… もっと読む
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記事一覧

No.13 報道のスペクタクル化

日本のテレビの最大の犯罪は、あらゆることを他人事(スペクタクル=見世物)に仕立ててきたこ…

遠藤大輔
7か月前
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No.12記号としてのホームレス

視覚的記号は一般言語と同じく、記号=記号内容/記号表現からなる、と言われています。ただし…

遠藤大輔
8か月前
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No.11見えにくいモンタージュ

言語構造的な意味での映像の一単位はショットないしカッ トと呼ばれます。物語的な作品では一…

遠藤大輔
8か月前
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No,10 メディアリテラシーの矮小化

かつて日本人は世界で最もテレビ視聴時間の長い国であり、「テレビ報道=事実」と妄信する人が…

遠藤大輔
8か月前
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No.9 不可視のその先へ

若い頃お世話になった恩人で、庄幸司郎さん(故人)という人がいた。現在、レイバーネットの共…

遠藤大輔
8か月前
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No.8 ディエジェーズの相対化

私の研究・教育体系 D-Method のメインフレームは、「物語の具現化構造」です。略して、物語構…

遠藤大輔
8か月前
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No.7 喜怒哀楽

講座に来られる皆さんは、旅行やVlogなどをうまく撮りたいとワクワクしておられます。それに応える私は本当に幸せです。今までわからなかったことが理解できて、嬉しそうな笑顔を見るのが好きなんです。大学での授業もとても楽しみながらやっていました。 ただし、私の本業は、報道系ドキュメンタリーなので、ジャンルにもよりますが、病気の方や何らかの被害を追って苦しむ方、あるいは肉親を亡くして絶望にくれている方などの取材を余儀なくされます。そういうとき、私は心の中に大きなダムを作って、涙を貯

No.6 ファインダー

今は液晶パネルが当たり前のようについているビデオカメラ。でも、私の修行時代はファインダー…

遠藤大輔
8か月前
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No.5 ビデオカメラのリベンジ

皆さんは撮影のとき、どんなカメラステータスで撮っていますか?フルオートで手振れ補正をかけ…

遠藤大輔
8か月前
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No.4 映像・音声・文字の関係

長編映画のトーキー(音声付映画)は1927年に発表発表されており、今や音声は映像作品に欠かせ…

遠藤大輔
8か月前
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No.3 アンドレ・バザンの亡霊

映像の言語的構造、すなわちデクパージュ(ショットサイズ)とモンタージュは、決して規則では…

遠藤大輔
8か月前
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No.2 劇映画とドキュメンタリー

すべての映像ジャンルの中で撮影が一番難しいのは?と聞かれたら、迷うことなく「ドキュメンタ…

遠藤大輔
8か月前
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No.1 映像と脳科学

映像言語構造の上では、映像作品の最小単位はショットであるとされています。しかし、物理的に…

遠藤大輔
8か月前
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