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ポケカとルギアと私

ポケモンカードを始めて約2年。
先日参加したシティリーグS4で念願のトナメ進出を果たしベスト4という結果を残せました。使用したのは一撃ルギア登場初期からずっと相棒として使い続けているルギアVstarのデッキです。

‘24シーズンもJCSを残すのみとなった節目の時期なので、ここ半年に参加した大会で使用した、私のルギアデッキ構築とシティベスト4で使用したデッキの解説を記したいと思います。

ところでお前誰やねん!
と思った方は後半に自己紹介を載せておくので先にご一読ください。
誰の話でもええからルギアの構築について知りたいよって方はこのまま読み進めていただけたらと思います。


1_直近の大会戦績と使用デッキ

■2/4 FLOWカップ 個人『2勝3敗』

https://x.com/poichi_0629/status/1754097037321392515?s=46&t=dWN35jt7JpNP6JW0WcMg1w

<大会当時の環境>
環境的にはリザはもちろん、パオジアンやトドロクツキが環境上位におり、ロストが数を減らしていた時期です。同時にワイルドフォースに収録されたスペシャルころころを持ったチラチーノが密かに注目を浴び出した頃。ヒーローマントとチェレンを採用した耐久仕様のころころルギアでシティ優勝者が出た直後でした。

チラチーノAR実装前で絵面がシンプル

前環境の一撃ルギアをカスタムした程度で、まだネストボールが採用されていたり、ルギアvも最大枚数4枚の構築です。
ゲッコウシュリケンでチラーミィ2枚取りされるのが嫌すぎてマナフィ採用。ACE SPECのヒーローマントを確定サーチできるペパーを採用。ハイパーボールを持ってくることもできるので意外とルギアと相性の良いサポートです。

■ 3/16シティリーグ S3 『4勝2敗_ベスト16』

https://x.com/poichi_0629/status/1768931481018409379

<大会当時の環境>
タイミングとしては2/17-18に開催されたCL福岡で、ルギアVstarのデッキが優勝した1ヶ月後であり、チラチーノを要したルギアの注目度は高かったものの、リザードンが環境を支配している時期でした。
そしてルギアの天敵となる特性イニシャライズを持ったテツノイバラexの収録が発表されていたクリムゾンヘイズ発売前という、ルギア使用者の私としては何としてもこのシーズン3で、目標のトナメ進出を果たそうと意気込んでおりました。

プラキャとツツミ、カイの採用がオシャレ

<構築のポイント>
環境トップのリザードンをワンパンできるチラチーノのスペシャルころころは、対戦中に1度は必ず使用する技であり進化ライン3-3が定着した頃。
またガチグマ登場前ということもありカビゴン採用もスタンダード。
ACE SPECはCL福岡優勝者がマスタボールを使用していたことで、それが主流となっていたが、私は何のデッキに入れても強いプラキャを採用。
テツノツツミと組み合わせることで確実に狩りたいポケモンを気絶させます。それを1枚で揃えられるカイはこのデッキの一番の推しポイントでした。

■ 4/28第4回ジジーロン杯 『5勝2敗_ベスト8』

https://x.com/poichi_0629/status/1784543616364634348?s=46&t=dWN35jt7JpNP6JW0WcMg1w

<大会当時の環境>
全体の環境変化としては、3/22のクリムゾンヘイズ発売によりルール持ちポケモンの特性を全て止める、テツノイバラexの登場。3/13-14で開催されたCL愛知の配信卓でリザードンが完封される姿は衝撃的でした。他にもゲッコウガexやアンフェアスタンプといった強いカードも収録。そしてルギアはガチグマexという新たなアタッカーを獲得しました。
さらに大会2日前の4/26に新弾が発売。注目カードはドラパルトexとレガシーエネルギー。構築が定まらない中でも発売日当日から各地でドラパとルギアが結果を残し2強環境に突入。

ミラーを意識したクチートとハマナが特徴

<構築のポイント>
発売2日目ということもあり新弾カードは手探り状態。
レガシーエネのアタッカー運用はアクアリターンとごっつぁんだけに絞って構築。ハマナのバックアップはレガシーエネを再利用して相手サイド+2枚要求が狙い。
あとはどうぐを無効化するジャミングタワーと先1で使えるゼイユを実験的に搭載。その他ミラー戦の多発が予想されたので、エネ破壊手段としてクチートを採用。

■ 5/6シティリーグ S4 『6勝2敗_ベスト4』

https://x.com/poichi_0629/status/1787431577766801522

<大会当時の環境>
ドラパルトexとルギアVstarの2強環境で迎えた5/3-4のCL札幌。
ただ決勝に進んだのはそのどちらでもなくミライドンとサーナイト。結局はミライドンが優勝。その結果を受けてミライドンが復活。同時にミライドンに強いリザードンやギラティナも数を増やし、どのデッキが勝ってもおかしくない混沌環境に。

最速アッセンブルとチラチーノ育成に特化

<構築のポイント>
大大大大大前提として、チラチーノのスペシャルころころの破壊力はチートである。どんな相手だって5エネ付いたチラチーノは絶対に無視できない。「攻撃は最大の防御」とはまさにこのこと。そしてそのチラチーノを使う唯一の手段がアッセンブルスター+プライマルターボ!(オムスターのことは一旦置いておく)
あと現環境においてごっつぁんプリファイもころころに負けないぐらいのチート技である。
その2つの技を最速で使うことに特化した構築。

2_シティリーグ[ベスト4]で使用したデッキ解説

基本的なコンセプトは前項の最後に書いた通り、なる早でアッセンブルスターを宣言してアーケオス2体を場に並べ、チラチーノの「スペシャルころころ」とテツノカイナexの「ごっつぁんプリファイ」を押し付けることに特化しました。

連打が一番の脅威。攻撃は最大の防御
小物を蹴散らしサイド2枚。いじめっ子代表

ルギアデッキはルギア進化ライン+アーケオス4枚、エネ十数枚が確定で入るので2進化デッキでもないのに構築の自由度が非常に低い。
なので、普段ルギアを使用しない人から見ると、他のデッキと何が違うの?となりそうなので、詳細を下記したいと思います。

■ レガシーエネルギーについて

言わずもがなの最強特殊エネルギー

ルギアデッキにおけるレガシーエネルギーの最大の恩恵は、色付きポケモンを楽に採用できるようになったことです。(もちろんサイド減の効果も絶大)
代表的な採用ポケモンはテツノカイナex、オーガポンいどのめんex、オーガポンいしずえのめんex。他にもかがやくリザードンやシェイミV、レントラーなど。様々な対面で活躍できる可能性のある多くのポケモンの採用が可能になりました。とはいえ現状のルギアデッキにおいてチラチーノやガチグマexの採用は必要不可欠です。そうなると様々な色付きポケモンをを採用する場合、下記の2つのデメリットに繋がることになります。
・アッセンブル成功率の低下
・対戦終盤のエネルギー不足

シンプルに「枠」の問題です。ポケモンを増やすということはサポート(捨て札や呼び出し札)やアーケオスを拾うカード(ボール系)もしくはエネルギーを減らすこととイコールです。(ちなみに少し前ならスタジアムをゼロにして枠を捻出する方法がありましたが、現環境はメタられすぎてシンオウ神殿割る手段必須です。)
詰まるところ、これ(色付きポケモンを増やすこと)は勝率の低下に直結すると考えられるため、目的を絞って採用するカードを厳選する必要があると考えました。
その基本的な考えの元、採用したカード(とその枚数)と不採用カードを説明していきたいと思います。

■採用カードとその枚数について

・チラーミィ4枚(HP70×2、HP60×2)
何度も書きますが、チラチーノのスペシャルころころの破壊力は最強です。
進化したターンで一気に最大火力350は反則級です。
さらにこの技は連打が可能なことから一度育ったチラチーノは絶対に無視できない存在になります。要は身をもってベンチも守ってくれます。
だから、ルギアデッキにおいてひとつ目の目標はもちろんアッセンブルスター。そしてチラチーノの複数体準備がふたつ目の目標となります。となるとチラチーノ進化前のチラーミィは自ずと最大枚数の採用になりました。
あとはドラパルトexの技、ファントムダイブの影響でHP60のたねポケモンの採用が難しくなりました。ただHP60チラーミィの技「なかまをよぶ」はめちゃくちゃ重要だと考えています。それのおかげでルギアVの3枚採用の実現やチラチーノ複数体準備の難易度低下に繋がることから、このHP60チラーミィを2枚以上採用したかったのも最大枚数採用の理由になります。

みんななかまをよぼうぜ!チーム友達!

・ボール系カード 合計11枚(ハイボ×4/アロマ×4/スパボ×3)
一撃ルギア登場初期からルギアを使い続けた経験からくる感覚(なので根拠ありません)だと、ポケモンを呼べるボール系カードの最低枚数は10枚。
ただ前レギュ時代のボール配分はハイボ×4/アロマ×4/ネスト×2が主流でした。
現状はネストの代わりにスパボ採用がほとんどですがその理由は前項に書いた「なかまをよぶ」の影響です。ルギアVを確実に1ターン目に並べる方法としてネストボールは採用されていましたが「なかまをよぶ」の影響でその必要性が下がり、代わりにアーケオスを拾える可能性のあるスーパーボールの需要が高まりました。
その様な経緯と理由をベースに考えた時、アーケオスを拾える可能性があるカードの枠を1枚増やすことに加えてテーブルシティも1枚採用することで、2ターン目でのアッセンブルスター成功率向上を狙いました。

・エネルギーカード 合計17枚
レガシーエネルギーの影響でルギアにも色付きポケモンが採用される様になってからエネルギー採用枚数が16枚のルギアデッキを多く見かける様になりました。
ただ現環境において2進化exポケモンにスペシャルころころを2回使う対面は少なくなく、それを実行するには正直16枚のエネルギーでは少し不安です。エネルギーが足りなくて負けるほどもどかしいことはないので、私はケチらず17枚採用です。
エネルギーの配分に関してのポイントはシティ参加直前にギラティナが環境に多く戻ってきたことからVガードを1枚採用。3枚にするカードはダブタかギフトで悩みましたが、最終的には個人的な好みで、火力が下がってあまり好きではないダブタを3枚にしました。

・ルギアV 3枚
4枚でない理由は「なかまをよぶ」があるから。その一言に尽きます。ルギアは場に一体で充分なんです。

・サポートカードの配分
最後まで悩んだのはボスとナンジャモのどちらを3枚にするかです。
最終的にはルギアには攻撃的なカードの方が似合うと考えてボスを3投しました。ただ安定を求めるならナンジャモ優先です。
ゼイユは1枚だけ入れる意味ある?と聞かれそうですが、使えたらラッキーぐらいの気持ちなのと、SRを何枚も買いたくなかったのが理由ですw

・スタジアムカード採用理由
現在メタの対象であるルギアの対策カードとして、多くのデッキに複数枚採用しやすいのがシンオウ神殿だと思います。それをすぐに割るためのスタジアムカードの複数枚採用は必須だと感じていました。
ただ種類は意外と何でも良いと考えていて、安定を求めるならテーブルシティ(対戦相手に使われることも忘れずに)。妨害系ならジャミングタワーやポケモンリーグ本部、ロストシティでしょうか。
ちなみにスタジアム割るカードとしてスイーパーも考えられますが、それなら単純にジャミングタワーで良い(効果が継続しない可能性はありますが)のと、ロストに送るコストが手札に無い可能性もあると考えたので不採用。

■不採用カードについて

多くのルギアデッキに採用されている代表的カードで、今回私の構築で不採用にしたカードを理由と共に下記したいと思います。

・ハバタクカミ
おそらく現在のルギアデッキのほとんどに採用されているカードだと思います。私もシティ前夜までは入れていました。
イバラ対策の唯一のカードですがイバラのシェアを考えたら不要と判断。
あとロストにも刺さると考えがちですが、こちらがスムーズにアッセンブルスターまで到達した場合、カミでキュワワーを倒してしまうことになり結果カウンター状態に。返しのターンでアクロマやツツミ使ってロストが貯まり、カウキャ+ライコでベンチのアーケやルギア取られるという経験が何度かあり、元々ロスト対策には懐疑的でもありました。

アタッカーにもなるので頼もしいことはガッテン承知ですが。。。

・オーガポンいどのめんex
単純にマナフィ置かれたらあまり機能しないのと、このカードはカードプールに存在するだけでルギアにはメリットなので、それだけで良しとしました。ポフィンやボウルタウンを一回マナフィに使ってくれるだけでアドです。

・オーガポンいしずえのめんex
直前まで採用を迷ったカード。理由は爆増していたミライドンの対策として。ライチュウ以外にワンパンされないので相手が止まるかなと。ただこちらもワンパンできないのでカイナに2パンされてサイド3枚取られたら意味ないことに気づいて断念w
仮面環境前のリザ全盛時代なら確実採用やのにな。。。

・ネジキ
ネジキが強く使える場面って、ネオラントや保険で並べたルギアVがチラーミィ変わることだと思うのですが、ちゃんとチラチーノが育っていれば、そこ(ネオラントやルギア)にレガシー貼るだけで要求が上がり、サイド2枚取られるリスクはかなり低いと判断して不採用。
単純に試してみた時にうまく使えなかったのも大きな理由ですが。。。

・ネストボール
前項で記した通り、なかまをよぶチラーミィの2枚採用と、ボール系グッズの11枚採用により不要と判断。後半でカイナやガチグマの確定サーチは魅力的ですが、やっぱりルギアは序盤が命なので。

■ 当日のマッチングとまとめ

当日の戦績メモ

ご覧いただければ分かると思いますが、最終戦のトナメ準決勝を除く全ての対戦で2ターン目のアッセンブルに成功。まさに鬼の上振れ。
またマッチングに関してもガチガチにメタられた様なデッキとの対戦はなく、不利対面のミライドンもお相手の手札事故によって勝利しており、正直、運だけで勝ち取ったようなベスト4ではあります。
多少構築も寄与していると信じていますが。。。

ただルギアの魅了はその爆発力であり、私のような下手くそなおっさんプレイヤーをも、勝利に導いてくれる最強のポケモンだと思っています!


3_ぽいちの紹介

「2児の父」で「会社員」という社会的立場の隙間を縫って、ポケモンカードを楽しんでいるオヤジプレイヤー。プレイヤーネームもSNSのハンドルネームも「ぽいち(@poichi_0629)」で活動しております。
世代的にはポケモンが世に誕生した27~8年前には既に楽しい大学生活を謳歌しはじめておりましたので、私の中でポケモンは完全に「子供のモノ」でした。更にはカードなんてトランプとUNOとかるたしか触れたことありませんでした。
そんな私がポケカにハマったのはコロナ禍に家で子供達と遊べる「おもちゃ」として知り合いから紹介されたのがキッカケでした。ちょうどシャイニースター発売直後です。そこから新弾が出れば購入して子供と開封を楽しみ、たまに対戦したりYouTubeを見てデッキ作ったりして満足していました。ただ子供達は徐々に飽きて、カードを買っても対戦してくれる人がいないという状況にすぐになり、そんな悶々とした状況が半年以上続いた頃に、誰かと対戦したい欲求が爆発してとうとうTwitterで見かけた練習会に一念発起参加したのです。
(若者にとっては大したことではないかもしれないけど、青春時代にスマホもSNSもなかったオジサンにとってこれがどれだけの覚悟だったか想像して欲しい…)
ダラダラと書きましたが要は何が言いたいかというと、予備知識や経験のないズブの素人が、40歳過ぎてからポケカデビューをしたということです。
その練習会をきっかけに徐々にポケカ仲間が増え、対戦にも慣れたことで、今では週1回程度のペースで練習会やジムバに参加。加えて週2〜3回程度リモート対戦や1人回しを行います。それが私のポケカの練習ということになるのですが、決して満足な練習量ではないと思います。
でもそんな私の様な弱小プレイヤーにも勝利をもたらしてくれたのがルギアvstarでした。

4_ルギアのススメ

■ルギアデッキのイメージ

ルギアというポケモンの人気からか熱烈なファンがたくさんいるように思います。同時に、デッキの特性上「勝っても負けても運次第」というイメージで毛嫌いしてる人も多くいる印象です。

私もたまに聞かれたりします。

Q.「手札エネだらけになりません⁉︎そんな時どうするんですか?」
A.『なります。我慢です。』

Q.「欲しいカード手元に来なくないですか?トップドローだけで引けませんよね?」
A.『引ける時もあります。いつも強く念じています。』

Q.「どうやったら上手く回せるの?コツとかありますか?」
A.『愛と気合いです。あと徳を積む意識重要です。トイレ掃除がおすすめ。』

正直、否定的な質問を投げかけられてもこんな回答しかできません。
しかも爆速で先2アッセンブルスター決めたのに、ルギア以外の後続アタッカーが呼べなくて負け。なんて不運に見舞われることもあります。
そもそも「アーケオスは手元にあるのに捨てれない!」とか、「ハイパーボールや博士はあるのにアーケオスがいない」なんてことは日常茶飯事で、
神風特攻隊ばりの覚悟でかぜよみに行ったり、その日の全ての運をコインに込めたりすることで何とか様々な相手と渡り合っているようなデッキではあります。
確かにネガティブな要素を挙げればキリがないです。

でもいいところもめちゃくちゃあります!特に私の様な練習時間のままならないプレイヤーにとって!
ここからはそれをお伝えしたいと思います。


■ルギアデッキの強み

ここでは今更アッセンブルスターやプライマルターボ、スペシャルころころの強さを語るつもりはありません。もちろん私の様な弱者が立ち回りの解説や各対面でのテクニックを伝えることもできません。
スキルも経験も無い上に、練習時間も少なく、思考力も体力も右肩下がりの私の様なオヤジプレイヤーでもシティでベスト4になったルギアデッキのおすすめポイントを伝えたいと思います。

<1人回しが非常に有効な練習になる>
ルギアデッキは、どんな相手であろうと、どんなに時間がかかろうと、
アーケオスをトラッシュして特性のアッセンブルスターを決めないと対戦にならない。目標はひとつしかないのである。相手がいようといまいと目指すゴールは決まっているのです。
ただ、そのゴールへのルートは様々なパターンがあって、手札の状況によって進む道は変わります。だからひたすら1人回しでアーケオスをトラッシュしてルギアvをルギアvstarに進化させる練習をするのです。
それを繰り返し行うことでアッセンブルスターに到達する様々なルートを確認することになり、対戦時のスムーズな動きに繋がります。

・手貼りのタイミング
確実に「なかまをよぶ」を使う為にはナンジャモ前に手貼りしたいですが、
ナンジャモでジェットエネとルギアV(もしくはそれに代わるボール)を引いた場合は「かぜよみ」の選択肢も増えるのでナンジャモが先。
最悪でもエネだけ引けばルギアVはベンチに並ぶので。

後攻1ターン目想定:ルギアV引けずでナンジャモ使うしかない時

・序盤はとにかくアーケ捨てることが優先
エネ2枚もしくはエネ+ルギアvstarを消費すればアーケオスが2体トラッシュできる場面。もちろんどちらのパターンも苦渋の選択なので、2枚目のハイボは次ターンまで温存したくなりますが、迷わず全て捨てます。
(もちろん山札次第です。vstarがこの1枚しかなければもちろん温存です)

先行1ターン目想定:ハイボのコストが重い時

・ネオラントは負け筋
アーケオスは一気に捨てられるが代償が大きい場面。ネオラント使ってセレナなどを持ってこればボスの指令を残しながらアーケオス捨てられるが、
序盤から負け筋になるネオラント並べるリスクとセレナでドローできる枚数考慮すると博士で捨てるほうがベター。

後攻1ターンor先行2ターン目想定:ネオラントを使うか捨てるか迷う時

もちろん上記した3パターン以外にも様々な状況は生まれますし、対面次第で動きは変わりますが、こういった手札状況に合わせた最適解の選び方を1人回しで確認することが非常に役に立つデッキだと思います。

<リソースの管理が比較的簡単>
・グッズカードが少ない。
環境にいる他のデッキは様々なグッズ(の効果)を駆使して戦うのに対して、
ルギアデッキに入っているグッズカードはほぼボール系と呼ばれるポケモンを呼び出すカードのみ。なので「あのカードは山に何枚残ってる」とか「このカードは今使うべきか後半に残すべきか」みたいな悩みはほぼない。

・ポケモンもエネルギーも使い捨て。
つりざおなどでカードを再利用することがないので、常にバトル場とベンチと山札にあるカードで戦うことになる。よってサイド取り切るまでの必要なダメージ数とエネ枚数の計算が容易。

様々なデッキに採用される便利なグッズカードが不採用(が多い)

・常に山札を見ることができる。
プライマルターボを使えば毎ターン山の中を確認できるので、単純に残りのカードを確認しやすい。ナンジャモ使われてもすぐに山を混ぜられるのも地味にメリット。


<やるべきコトがシンプル>
兎にも角にもアッセンブルスターを使ってアーケオスを2体ベンチに並べる。
その後はひたすらバトル場のポケモンを殴り、とにかくサイドを取ります。
これがどの対面においても共通の動きになります。
そしてそこから後半に向けてやっておくべきコトもシンプル。
というかやれるコトが少ない。
ルギアデッキは能動的な縦掘りができないデッキなので、中終盤に欲しいカード(主にボスの指令)にタッチするためには山札をなるべく圧縮するしか方法がありません。そしてその手段も限られていて、プライマルターボでなるべく多くのエネルギーを貼るコトと不要なボール系グッズを消費するコトだけです。
あとはカードを引く時に強く念じるだけです!

5_最後に

これを書いている本日(5/10)にJCSの当落発表が行われました。
結果は残念ながら落選。
これで今シーズンは完全に終了したので大好きなルギアで参戦できる公式戦はおそらく来シーズンのシティリーグS1とS2のみとなります(CLは家庭の事情で参加できないので)。

今後登場するカードによってルギアの立ち位置がどのように変化するかは分かりませんが、ここまで来たらレギュレーション変更で使えなくなる日が来るまで相棒として一緒に戦いたいと思います。

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