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【ゲーム批評】A Dark Room

終始モノクロと文字だけのアドベンチャー。罠を作れば罠の数に拠って材料が手に入り、小屋を建てる事で住人が増える(最大80人)。リアルタイム進行の為、文字だけだしと侮っていると、寒さで凍死してゲームオーバーに。

火が無くなってきたら、直ぐに火を焚いて部屋を暖かくする必要がある。序盤は火を焚いてさえいれば特に問題はないのだが、毛皮400個と他を消費して「コンパス」を作る事が出来れば、ある意味このゲームの本編。

コンパスを作ると、幾つかの材料を持って旅に出れる。ここで今までは作っても何の意味もなかった「松明」と「槍」が役立つようになり、マップ上(表記は斑点)で出遭う敵と戦ったり、イベントで戦利品だけを貰ったりする。敵と戦うと、こちらは割とHPが徐々に減っていくので、持っている保存肉でHPを回復させながら、持っている槍を使う事で相手にダメージを与えられるので、どれだけ持っているかが肝。

このイベントでランダムに洞窟に入る事にもなる為、松明も必須。戦利品も全て貰える訳ではなく、バッグの容量に入るだけなので、どれを減らしてどれを多めに貰うのかの選択は重要。

旅に出ずに普通に街(?)に居る間も時折イベントが起き、その選択肢に拠って何かを得て何かを損失する等があるが、基本木材だけは切れる事はない。

やる事がずっと同じである点と、文字だけ進行で動きが何もないので飽きやすいという点は致し方なしか。オープニングクレジットもチュートリアルも何もなく急に始まるので最初は戸惑うかも知れない。

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