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【2022シーズン】5/8 中日3-4阪神 根尾昂二刀流問題 

鵜飼の試合をひっくり返す一撃。お見事。
ここで一発が出れば逆転って場面で去年まではその怖さがチーム全体に全くなかった。ストライクをドンドン投げられて、投手有利のカウントになって、打てる確率がグングン減っていく、そんな悪循環しかなかった。
この鵜飼の一発は、少なくとも梅野には、去年までの楽なチームではないと印象付けができたかもしれない。

石川昂弥の追撃弾もお見事。これもまた鵜飼と同じで、もっとレベルの高いピッチャー相手になれば警戒されてる中、掻い潜って打ち返さないといけないので難易度はもっと高くなる。去年までは難易度の高くない相手に対しても効果的な一発を打つことができていかなかった。
そこはチームとして大きな進歩だと思う。しかもそれをやり遂げたのが鵜飼と石川昂弥。眩しすぎて直視できん。

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とは言うものの、この日限っては一軍の試合は余興みたいなもの。


根尾が二軍で登板。
まず前提として、MLBでもたまにある野手登板は一般的に”大差ビハインド”のときにするもの。
いくら大差とはいえリードしてる側のチームが野手登板するのは舐めプと捉えられても仕方ない。試合後の対応次第では下手すりゃ炎上しちゃいそうだわねと少し心配していたけども、『戦力として考えている』とコメントしていたのでそこはまず一つクリア。


個人的な感想として、二刀流、ぜひやって欲しい。
野手が良いか投手が良いか、適性がどちらにあるかなんて素人の我々には分からない。本人がやりたいようにやればいい。周りに何を言われようと根尾の人生は根尾の人生。たった一度きりなんだからやりたい事をやればいい。

なによりも本人が楽しそうにプレーしてたのが一番。色んな媒体に上がってる試合後のコメントにしても、文字でしか見てないけど、野球を楽しんでる感がヒシヒシと伝わってくる。
選手が楽しそうにプレーしてるのを見るのがファンにとって一番楽しいこと。




大谷が二刀流で成功し、今年のドラフトでは二刀流の矢澤が指名される。環境や風潮的に野球界がこんなに二刀流歓迎ムードになっていることを考えれば千載一遇のチャンス。
思い切ってやりたい事やってしまえ!と言いたいし、なにをしても許されるバックボーンが根尾昂にはあると思う。



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