webkuso「バンクシーに描かれたとされたい」
たわしです。
2022年5月10日、「今日の1曲」を紹介していきます。
今年度、私は無事4年生に進級することができ、獣医学科での日々も折り返しを迎えました。イヌなどを使った臨床的な実習も多くなり、だんだんと「獣医師」という職業に近づいている実感があります。自分なりの獣医師という職業への向き合い方を考えている今日このごろです。
今日の1曲
今年に入ってからというもの、なぜか音楽を聴く機会がすごく増え、毎日いろいろな曲を聴いています。ということで最近のお気に入り、日本のラッパー、webkusoの「バンクシーに描かれたとされたい」を選びました。
ニコニコ出身のラッパーである彼(旧名:webnokusoyaro)が去年、発表したEP「抗菌済み」の中の1曲。何よりまず、タイトルの奇抜さとトラックの微妙なおしゃれ感に惹かれました。バンクシーをネタにしたメロディアスなおふざけラップなのですが、テーマはなかなか真剣なもの。「自分の存在意義について」です。
何者でもない自分に何らかの肩書を欲しがりながらも、それがかなわない自分はラップをするしかない、というリリック。固有名詞だらけの曲ですが、強く共感できる謎の普遍性がある気がします。
本人が自分の作品の全てについてブログで解説を書いているので、これも良かったら読んでみてください。彼の楽曲は終始ふざけていますが、ところどころで熱い部分、葛藤している部分が垣間見えて良いです‥(^^)
(ストレートすぎて清々しいほど。最高です。)
「バンクシーに描かれたとされたい」、ぜひ聴いてみてください。
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