自由で人生に不可欠で時限的な「遊び」
今回からホイジンガの「ホモ・ルーデンス」を読んでいきます。今回は、「序章」と、「1. 文化現象としての遊びの本質と意味」です。序章の中で盛んに、ホイジンガの講演タイトルについて、「文化の遊び」とすべきところを、「文化としての遊び」に変えられて困ったという話が出てきます。この章のタイトルは大丈夫?
面白さを本質とする非理性的な遊び ホイジンガは、遊びを生物学的機能ではなく、文化現象として捉えます。科学的な方法を手段として、その本質を捉えようとします。これまでの遊びの定義、「