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あっという間に6年が経ち、執行部卒業

 昨日の総会をもって小学校PTA会長を無事(?)卒業した。任期中は様々な改革を提案させていただいたが、これは単年度の会長では難しく、そのために複数年やらせていただくことにした結果コロナ禍の3年を含む5年間会長を務めることになった。

 ちょっと長かったかなと思うが、振り返って印象に残るのは令和3年度の「消毒隊」これは保護者有志で放課後の校内の消毒を行うというもので、当時は我々の知らないうちに教職員が行なっていた。同年春には#教師のバトン というプロジェクトが話題となり教職員の長時間残業が取り沙汰されていた頃でもあった。「消毒なら保護者でも可能」との思いから保護者を募集したところ常時5名程度に日替わりでご参加いただき、感染経路のうち接触感染の確率は低く感染防止のための消毒は重要ではないと分かっていたが、我々がやらなければ先生がやることになる、そのようなこともお話しした上で終業式前日まで日替わりでお付き合いいただいた。(ちなみに当時これを教育委員会が「会長のパフォーマンスだ」と言ったそうだが、こんな誰も知らない地味な活動のどこが?)


 また平成30年、教室のエアコン設置を求めて校内で署名活動を行い市長に提出した。普通教室の設置は既に計画されていたため「意味がない」と教育委員会から批判を受けたが特別教室について計画が曖昧だったためだ。学校はそこに通う子どもにとって1日の大半を過ごす場所であり、その環境が良くなるように塊となって子どもの命や権利を守る組織がPTAじゃないのかと今でも思っている。ちなみに令和5年の現在も長門市の小中学校の特別教室のエアコン設置は進んでいない。市議としての力不足に反省。


 さて、無事卒業した小学校PTAについて、複数年に渡り、こんなめんどくさい会長と共に子ども最優先の活動の最前線に立っていただいた副会長はじめ執行部のみなさんには感謝しかない。今後も更なる子ども最優先の活動に期待するとともに、その見守りが人数や声の大きさではなく、少数或いは不登校や事情のある全ての子どもたちに及ぶように願う。

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